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桜も咲き、まさに春満開な今日この頃。
ポカポカ陽気になってきましたが、魚はいまだにベッドの中のようです。
釣りに行っても全く会ってくれません。
Youtubeの動画を見ると他の人はみんな釣れているのに・・・・
そんなわけで、腕の悪い釣り人は魚の代わりに河原で野草を採りに行ってきました。
狙いは野生のダイコン。
狙いは~とか言ってそこらへんには生えてない雰囲気醸し出しておいて、
どこにでも生えてるやつです。
食べれるとは聞いていたし、Youtubeなどで食べている人を見ていたので知っていましたが、今まで食べようとしたことはありませんでした。
早速、ポイントとなる河原に着くと、生えてる生えてる。
いたるところに生えていて、黄色の花を咲かせています。
この中からまだ花の咲いていない小さそうなのを選んで引っこ抜こうと
した途端、手にチクッという痛みが。
後になって家で見てみたら、葉っぱの表面から茎までまんべんなく小さいトゲが生えていました。
これは痛いです。
しかも、テキトーにこれ、小さいんじゃね?と選んだのがかなり大きいやつでした。
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大根の根っこ
しかもこれだけ大きいのに、肝心の根っこはとてもちいさい。
これは時期をしくじったかもしれないです。
もしかしたら、花が咲く時期は花を咲かせることに栄養を使い、根っこが細くなるのかもしれません。
そして、栽培種のダイコンのように表面が平らではないので、でこぼこした表面の凹凸に砂利がガッチリとはまっていて、とても洗い流すのに苦労しました。
そして、今回は朝から素麺を大根おろしで食べようと思っていたので、
この大根を擦り金ですりおろします。
すりおろしてみると・・・
ん?なんだか山わさび特有のにおいが・・・
北海道などですりおろして豆腐に掛けて食べる山わさびですが、まさにそれと同じ匂いがします。
まさかそれほど辛いのか・・・
と思って食べてみると、全然辛くない・・・
どうやらにおいだけ辛さを演出していて実際は全く辛くありませんでした。
そして、動画では伝えきれなかったことも発見。
野生のダイコンがとても擦りにくいのは動画でも見ての通りですが、
根っこの断面図を見てみると、擦りやすい層と擦りにくい層の2種類が
交互に重なって根っこを形成しています。
根っこの断面図。外側の薄茶色の部分が驚異的に削れない部分で内側の白い部分が普通のダイコンのようにすりおろせる部分。こうなっているとは知らなかった。
これは根っこ上部、茎に近い部分を縦に見た写真。上部の白っぽい部分はふつうにすりおろせたが、その内側の層である、親指の先端部分の少し茶色っぽくなっている層はすりおろすのに非常に苦労した。そしてさらにその内側の白い層、根っこの下に見えている白い部分はまたすりおろしやすい層となっている。
まさか、野生のダイコンの根っこが外側から、
皮→削りやすい白い層→削りにくい茶色い層→削りやすい層
となっているとは知らなかった。
勉強になるなぁ。
そして、いよいよ素麺と一緒に食べてみたが、普通のダイコンのような水気がなく、言ってみれば、ぱさぱさの食物繊維を食べている状態だった。
野生のダイコンのおろしそうめん
なにやら最近、食物繊維がもてはやされているようで、色々商品が出ているが、そんなもん買わなくても、そこらへんの土手とか公園とか行って、これを引っこ抜いて根っこを齧ったらタダですよ。
ちなみに動画で「硬い部分は味噌汁に入れよう」と味噌汁に入れた大根の根の一部は、予想通り繊維過ぎて、口の中にいれて、しばらく噛んだ後、捨てました。
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大根の葉っぱ
この動画データ、間違えて消しちゃいました 笑
ということで、文章と写真だけで。
まずは葉っぱと茎のトゲ。
上でも写真付きで説明しましたが、とにかくとげが生えてます。
茎の表面に生えるトゲ。これが痛い。
葉っぱにもしっかり生えてます
別にたいしたダメージはないのですが、いきなりちくっとくるので、
一口大に切るのに結構大変でした。
ちなみに加熱するとトゲは問題なく、食べれるようになります。
今回はこの河原から取ってきた大根の葉っぱを、以前猟師さんから
もらったイノシシ肉と炒めます。
炒めるときは、茎もあまり太いものは半分に切ったり、
茎から先に炒めたりしました。
調理料は塩と胡椒に最後に醤油をちょびっと。
出来上がりは茎も葉もシャッキリとした歯ごたえで美味しく食べれました。イノシシ肉もまったく臭みがなく、大根の葉っぱとよく合いました。
結構この調理方法オススメです。
ということで、今回は春の今の時期どこにでも咲いている
黄色い花の野生大根を採って食う、でした。
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