陸から釣りをしていると、どうしても狙いたいポイントに届かなかったりして、釣れていたはずの魚が釣れない
ということはよくあります。
水深30cmの浅瀬を渡りさえすれば、奥の深い淵を攻められたのに・・・
対岸に渡ってしまうと、魚に警戒されるので、こちらから水のなかに入っていけば、いい角度でルアーを流せたのに・・・
あと10m前に出ることができたらナブラに届いたのに・・・
膝まで水に入れればガサガサができたのに・・・ などなど
すこし水のなかに入れば、今までできなかった色々なことができるようになります。
それを可能にするのがウェーダー。
今回は自分が買ってみて、半年ほど使ってみた製品のレビューを書きたいと思います。
購入&開封
購入したのは、プロックス ウェーダー (PROX) ヒップフェルトウェダー PX5614L フェザーグレー L という商品です。
当時の価格は3880円
胴長のウェーダーにしようか迷いましたが、機動性を考えて、こちらのウェーダーにしました。
アマゾンからの購入で、決済から到着まで3日ほどでした。
こんな感じで届きました。
開封してみるとこんな感じで入ってます。
広げてみました。大きさ比較でとなりに置いているのは今や絶滅危惧種となったガラケー
心配なブーツ底の縫製ですが、とくにはがれそうな印象などはありません。
ヒモの部分。ベルトに通して、カチャッとはめるタイプのようです。
ちなみに穴が開いた時のための修理キットもついてました。
仕様書
中はこんな感じになってます。
靴底はフェルトでできているのかな。強度が心配です。
実際、家の中で履いてみると足がすっと入っていき、着脱に問題はなさそうです。
ただ、空気はほとんど通らないので、長時間使用するとムレることは間違いなさそうです。
また、思った通りでしたが、足首の関節部分がある程度固定されるので、歩くときや片膝を立てるときなどは
ある程度つっぱりがあります。
しかし、初期不良などは特に見受けられず、梱包も丁寧だったので、さっそく実戦で使用してみました。
実用レビュー
さて、買って半年ほどたち、使用回数は10回ほどです。
使った場所は底に藻が生える水路、川の砂利場、ゴロタ石、陸のコンクリートの上、岩の上、草の繁みなどです。
1回の使用時間は2~3時間、長いときは5時間ほどでした。
使用状況はこんな感じです。
使用状況① ドブ水路
ドブ水路で使ったときのウェーダーです。枯れ木や草の茂る繁みを下りてあと、汚い排水が溜まったドブを越えて到達した場所で釣りしてみました。この時、水漏れなどは一切ありませんでしたが、すぐ洗わなかったため、この時の汚れが少し残っています。
使用状況② 清流
この場所にたどり着くまでに川岸の岩の上を歩いていきました。フェルトにはきついかと思いましたが、意外と大丈夫でした。
また川のなかまで入って魚とやりとりしましたが、とくに不便は感じませんでした。しかし、あまり深いところだと、浸水するので、胴長タイプがおすすめです。
使用状況③ 田んぼの横の水路
底に藻が繁茂する場所での使用です。フェルトで底が藻なので、ツルツル滑るかと思いきやそこまで滑りませんでした。この時は長時間使用する予定だったので、インナーと靴下をはくことでムレによる不快さはありませんでしたが、以前、ガサガサした時は30分ほどでムレてきました。
半年使ったレビューまとめ
半年間使ってみた感想を良い点、悪い点でまとめてみました。
■良い点
今のところ水漏れや浸水なし
フェルトがはがれるなどはなし
ベルトなしで使っていてもあまりずり下がってくることはない。
足部分とブーツ部分の接合部分もいまのところ問題なし
値段がお手頃
修理キットがついている
■悪い点
ムレる。インナーや靴下をはくことで対処できる。
藻が繁茂するような場所にいくと、藻が底のフェルトに絡んで、取り除くのはほぼ不可能。ただ乾かせばまったく気にならなくなる。
表面の汚れが落ちにくい
あまり深いところに行けない。この点では胴長にした方が良かったと思いました。
ということで、今回はプロックス ウェーダー (PROX) ヒップフェルトウェダー PX5614L フェザーグレー L をレビューしてみました。2019年5月1日現在、アマゾンで商品を見てみると、まさかの4800円でした。半年前より1000円も値上がりしている・・・・はやく買った方がいいのかも
以上、ウェーダーのレビューでした。ウェーダーの購入を考えている方の参考になれば幸いです。
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