どうしてもシーバスを釣りたければ雨後が超おすすめ!!

シーバス釣り

2021.11.27




自分が初めてシーバスを釣ったのは高校生の時でした。
同じ場所に何回も通って、行くたびに他の人が釣っているのを見て、
釣れている人と自分は何が違うんだろう、と色々試したのですが、
たどり着いた答えが、「結局、その時の運」でした。

しかし、その後もシーバス釣りを続けていくうちに、
釣れる可能性が段違いで高い条件が分かりました。

それが、「雨の後の汽水域」でした。

ポイント

ポイントとなるのは河川の汽水域。
その汽水域の橋脚周り、障害物周り、流れ込み、夜だったら街灯の明暗部分です。
河川の規模は関係ありません。利根川や筑後川などの川幅が50m以上あるような一級河川から、
川幅が5mもなくて、普段は浅くて小魚しかいないような場所でも雨が降って増水したらシーバスが入ってきます。

今回紹介する動画で釣った場所も普段はこんな感じで、一番深いところが橋の下で水深80cmくらい。そこから一気に浅くなって水深0~20cmくらいになります。

浅い川の底が見えます右の橋脚周りでシーバスが釣れました。もちろん雨の後でこのような状態の時ではないです。

川の様子今回釣った場所の30mほど下流のところです。ものすごい浅いことが分かると思います。

浅い川の堰提堰の真ん中が切れて、水が流れ出しています。

 

釣れたカワムツカワムツ

釣れたヌマチチブヌマチチブ

他にハヤやボラ、チヌなどもいます。

 

こんな場所でも雨が降るとシーバスが乗っ込んできます。

 

タックル

今回自分が使ったタックルです。

シーバス釣りの仕掛け図リールがイケイケ釣り専用に使っているリールでフロロカーボンの5号を巻いているので、今回はそれをそのまま流用していますが、普段はPE2号を巻いたリールを使ってます。

普段のタックル:

メインライン
PE2号

リーダー
ナイロン6号

強度だけを考えるとPEラインは0.8号でも問題ないのですが、障害物に引っかかった時のルアーの回収率を考えると、断然2号が良いです。太いラインは水の抵抗が大きい、飛距離が伸びにくいなどのデメリットがありますが、ラインが太くてポイントに届かなかったり、シーバスのヒット率が落ちたりすることはないため、太いラインを使ってます。できることなら4号くらいのを使いたいのですが、そうすると今度は糸巻量が少なくなってしまうので、2号くらいが強度、ラインの量、ルアーの回収率を鑑みると良いと思います。

リーダーは以前は5号を使っていましたが、現在は6号を使っています。本当ならフロロカーボンを使った方が良いと思いますが、ナイロンのほうが安いため、ナイロンを使っています。

障害物の状況や、ポイントまでの距離、釣り座の水面までの高さなど、状況によって変わってきますが、メインラインとリーダーは大体どのようなポイントでも上記で問題ないと思います。

ルアーもまたポイントごとに変わってきますが、個人的に雨の後にオススメなのは、「流し釣り」です。雨の後は水量が増し、流れが強くなっています。投げてからリールを巻かず、流れにまかせてルアーを流す釣り方です。この釣り方は流れの強さにもよりますが、バイブレーションなどだと底に引っかかる可能性があるので、フローティングやサスペンド系のミノーがオススメです。

カラーはぶっちゃけ何色でも良いと思います。自然には存在しない黄緑色やオレンジ色のいわゆるチャートカラーでも、実際にいる小魚の色に似せたナチュラルカラーでも対して釣果は変わりませんでした。一般的には濁った水には派手で目立つチャートカラーが良いとされていますが、要はどれだけ魚の目の前をルアーが通り過ぎることができるかが勝負だと思います。

 

釣り方

ポイントによって様々ですが、増水時は流れも強くなってるため、その流れにルアーを流していく流し釣りがおすすめです。上でも少し解説しましたが、通常はルアーを投げてからリールを巻いていきますが、流し釣りは、投げてからラインを張ったままルアーを流していきます。ルアーがアクションしないので、釣れないのではないかと思うかもしれませんが、ラインを張っていますので、ルアーには抵抗が掛かって、水流を受けたルアーはちゃんとアクションをします。

また、立ち位置によって、流し方を変えるとより有効です。基本は上流から下流に流していきますが、足場が突き出ていて、ルアーを投げなくても、足元からルアーを流せる場合には、ある程度ルアーを流したら、障害物周りでラインを出すのをやめて、ルアーをその場で泳がせて、障害物についてるシーバスに長くルアーをアピールする方法もあります。色々試してみてください。

 

動画

増水時のシーバス釣りの動画も参考にしてみてください。

今回の新しい動画です。
場所がちょっと特殊で川幅10mくらいの川に堰提みたいなのができていて、その中央部分が流れ出しになっています。この流れにシーバスがついているので、足元からこの流れに流して、橋脚周りでラインを出すのをやめて、ルアーを泳がせていたら一発でした。

 

過去の動画ですが、こちらはさらに川幅が5mくらいの場所で、普段は水深が20cmほどしかありません。雨が降っても、満潮にならないと十分な水位にならずシーバスも入ってきづらい場所です。ここでは魚道の流れがヨレているところにシーバスがいたので、下流に投げてから、ゆっくりを巻いてきて、ヨレの部分で食わせました。




 

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