春になったので釣りから少し離れて、この時期ならではの食材を採りに、
多摩川へ行ってきました。
ターゲットはノビル
通常は地面から生えているのだが、こいつは石垣から生えるド根性ノビル
このノビル、一見するとそこらへんに生えている雑草と
変わりないのだが、慣れてくるとわかってくるようになります。
一つ目の違いとして、雑草のように茎から葉が生えてくるのでは
なく、ネギのように根元から一本の葉が生えてくるような感じです。
二つ目は葉の断面が楕円を横に伸ばしたような形で、
雑草のように横一文字とは違います。
三つ目の方法としては、葉をちぎって匂いを嗅ぐという方法。
ノビルはネギの仲間なので、葉をちぎるとネギのような香りがします。
逆に雑草の場合はなにもしないか、かすかに青臭いか。
それでもよくわからんという場合の最終手段としては、
根っこを掘ることです。
ノビルはタマネギの極小バージョンのようなコロッとした
球根がついています。雑草は単なるひげ根です。
そして、ノビルのこの球根部分がうまい部分でもあります。
動画の方が分かりやすいかも
今回採ったノビルは味噌を付けて食べてみました。
隣は一緒に採ったカラスノエンドウのお浸し
そして、それだけでなく、葉の部分をみじん切りにして、
作っておいたハヤシライスにも乗せて食べてみました。
うん。。。ネギと変わらん。
そして、本命の冷ややっこ。
ザクザク感たっぷりのノビルと豆腐の食感が醤油によって絶妙な風味と味を作り出している。
冒頭で釣りから離れて~なんて言ってましたが、ついでに釣りもしてきました。
これだけで終わりにしようと思ったら、動画の方で油炒めがおいしい、とコメントをもらったので、後日また採りに行ってきて、今度は油炒めにしてみました。
ちょっと醤油を垂らしたこの油炒めもご飯とよく合い、久々に茶碗3杯食べてしまった。
ただ、切る幅が4~5㎝ほどだと、筋っぽく、歯に詰まるので、
2cmほどに切ってから炒めるとちょうどいいと思います。
いつもは食べれない魚ばかり、特に鯉とか鯉とか鯉とかしか釣っていないけれど、たまには視点を水から地面に変えて、味覚を満足させるのもいいな、とおもった春の多摩川でした。
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