のべ竿使って川で泳がせ釣りしてみた

釣り

2019.10.25




この間の暑さが嘘のように涼しくなってきた今日この頃。

もう水中に潜りながら釣りなんて寒くてやってらません。

今回の動画の撮影場所は海から5キロの河口部分。
淡水と海水が混じる汽水域で釣りをしてみました。

 

タックル

挑戦一回目

ロッド:ホリデイ小継ぎ硬調5.3m

 

ライン:銀鱗5号

 

ウキ:フジ FF-14LGII

 

オモリ:中オモリ3号

 

針:セイゴ針17号

 

エサ:生きたハヤ

 

挑戦2回目
ロッド:本流抜DX8.0m

 

浮き下は大体1m~1.5mほど。川底の障害物やエサのハヤの遊泳具合に
よって調節します。中オモリもエサのハヤが小さければ2号で十分ですが、
15cmくらいの大きめのハヤだと、オモリが3号だと普通の泳ぎでウキを
水中まで引っ張るので、その場合は2号に付け替えます。ちなみに、竿先からオモリまでの
ラインとオモリから針までのラインはすべて5号です。




実釣開始

のべ竿なので遠くは狙えないため、手前でも水深がある日を選んで行きました。
大体、中潮と大潮の満潮時付近を狙えば手前のカケアガリでも十分釣れます。

ということで、初日。雨が降る中、ハヤを3~4mむこうへ放り込む。
満潮時だったので、あまり潮が動かずウキもゆっくり流れる。

と、すぐに怪しい動きが・・・

すぱっと消し込むのは大物が食いついた感じだが、ウキが沈み切らず、
なんだかもやもやした感じ。
こういうのはハヤが水中で潜ろうと粘ったりしていることがあるので、
思いっきりアワセると口切れしたり、弱ったり、最悪死んでしまうことがある。

この秋の時期、まだまだハヤは川にいるが、なかなか釣りにくくなってきており、
エサの確保も大変。できればエサの消耗は避けたい。

そんなわけで、怪しいウキの動きにどうすればいいのか考えること数秒。

とりあえず聞き合わせてみると、竿にハヤならざる重みが!

よしゃ!!、と竿をシャクると、勢いよくウキが飛び出て、上の橋に当たる。
あ、割れたか・・・・

そして、おそらくハヤが水中で口切れし、水面まで勢いよく浮き上がってきたのだと
思うけど、それを食いにシーバスが水面まで来て翻していった。
ちなみにウキは割れてませんでした。

今日は釣れるかな?

と、期待が高まったのもつかの間。

その後、なんの反応もなく雨も上がった。

来ないなぁ・・・

このハヤの泳がせ釣りにはタイムリミットがあり、何回も流し直したりすると
だんだんハヤが弱ってくる。一匹の時間は大体40分~1時間。
それだけ経つと泳ぎが悪くなりアピール力も悪くなるので、エサの交換が必要に
なってくるが、先にも触れたように、エサの確保も大変なので、浪費はなるべく避けたい。

なんて考えながら、今日は諦めてまた明日来ようかなぁ~なんて考えていたその時、

ウキが素早くシュパッと消し込んだ!

おおぅ!きた!

送り込んで送り込んで~~~、と自分に言い聞かせて、食い込ませる。

そして、思いっきり合わせる!!!(シーバスなんてノベ竿で上げてやる~~~!!!)

 

 

バキッ!!!!!

 

んんんん!!??

竿を思いっきりシャクった瞬間に炸裂した釣り人が一番聞きたくない音が川に響きわたり、
竿が手元から川に倒れ込んでいくのを見た瞬間、竿が根元から折れたのを理解しました。

はい、竿が根元から折れました。

急いで竿を掴み、引き上げたが、水面でバシャと水しぶきがたっただけで、肝心の魚は
逃げていきました・・・・。

残ったのは無残に根元から折れた竿・・・。

このホリデー小継ぎ5.3mの竿は一応カーボン含有率は86%あるそうですが、
それでもズームで伸ばした状態で、引き伸ばされた部分に力がかかると
こんなに簡単に折れてしまうのか・・・・

いい勉強になりました。今度からズームした状態でアワセるのはやめよう。

修理代3000円でした・・OTZ

 

 

それから一週間後、今度は普段パンでコイを釣ってる
本流竿を持ってきました。

これならいけるはず。
これでダメなら最近でた、あのマグロも釣れるというシマノのなんとか
プロトタイプでも買わないとダメかもしれない。

 

8mの本流竿と生きたハヤを持って再び川へ。
今度は堤防上になった場所から釣ってみる。

 

この動画を撮った時にはありませんでしたが、現在、この場所には間隔がやけに開いたスカスカの柵?みたいなのが設置してあるんですが、別にこの場所に立ち入るのにその柵を越えたり、回り道をしたりなんてことをしなくても普通に入れるので、何のために柵を立てたのか、また立ち入り禁止なのかどうなのかわからない状況です。
ここで今後釣りをしてみたい方は一度自治体に確認したほうが良いと思います。

 

そして、ここから流してみると、一投目、一発で食った!

しかもウキの下ででかいシーバスがハヤを咥えて反転するところが丸見えの
アタリ!

興奮して食い込ませることも忘れ、即アワセを入れる!

入れた瞬間に竿に乗る魚の重み!

掛かった!!そして折れなかった!笑

そして、その後の川の中に引きずり込まれるような突っ込み!!!!・・・・・・

を期待していたんだけど、すぐに水面にあがってきたシーバスさん。

動画では80あった!とか言ってましたが、実際は70cmくらいです。
70cmってこんなに引かないのか・・・

短いルアーロッドで掛けたほうがエキサイティングだったなぁ・・・

という思いが伝わったのか、次の瞬間、針がヒューーーーン!

 

あっ!!!!

 

水面でのたくってたシーバスさんも、その瞬間ラッキーとばかりに帰っていく。

 

やっちまった!

やっぱり即アワセがダメだったか!

こんなんだったら、水面でのたくらせないで、強引に取り込むべきだった・・・

 

時すでに遅し。

その時はこれ以上釣れずゲームオーバー。やっぱり取り込むまでは気をぬいちゃダメなんですねぇ。




後日談

ということで、この後、何回か通いましたが、ハヤが食われることはなく、
代わりに、ハヤを針に付けて、泳がせている最中に寒くなったんで、上着をとろうと、
ハヤを泳がせたまま、川に背を向けてゴソゴソやってるときに、やけにハヤが力強く
竿を引っ張るので、なんだよ、もう~~~と仕掛けを回収しようとすると、何かが食いついた様子。

でもあんまり大きくない。

30㎝位のセイゴが貴重なエサをたべちゃったか~、放っておいたから針飲んでんだろうなぁ~、針外すのメンドクサイなぁ~~と思って近くに寄せたら、まさかのブラックバスでした。

ここは海から5kmの汽水域。こんなところでもバスっているんですねぇ。
ちなみに、スモールかラージで迷ってますが、光の具合でラージ特有の黒い帯みたいな
模様が見えづらく、尚且つ、口があまり大きくなかったため、スモールかラージが
判断しかねていました。
でも今見たら、ラージマウスバスだと思います。

今、まさにシーバス釣りのベストシーズン。
ルアーで釣るのも面白いですが、生き餌釣りは手間こそ掛かるものの、
ルアーよりもはるかに簡単にシーバスが釣れるのでお勧めですよ!




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