足元でランカー鯉が釣れた!

釣り

2018.12.19



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前回、中流域へ行ったときになかなか面白い場所を
見つけたので、そこへパンプカをしに行きました。

 

釣りポイント 多摩川

 

当日は晴れ。
冬晴れは気持ちいいのですが、風が強い。
しかも北風。
晴れてなかったら、ガクブルで釣りどころではなかったです。

前回来たときにコイの姿は確認していたので、
まずボウズはないだろうと読んでの今回の釣行。

結果的には思ってた以上の釣りになりました。

釣り場へ到着したのが10時半ごろ。

そこからパンを撒き始めます。

撒くと言っても、野球のように上から振りかぶって
投げるようなことはしません。

パンプカを多摩川でやったことがある人なら
分かるかもしれませんが、そんな大げさな動作で
パンを撒くと、カモメやバンなどの水鳥がここぞばかり
に集まってきて、鯉が集まる前にすべて寄せエサのパン
を食べてしまいます。

なので、パンを撒くときは、パンを手でかくして、
なるべく水面近くまで持っていき、そこから流すように
して、パンを撒きます。足元に撒き、あとは、川の流れ
に任せて漂わせる感じです。

動画では、カモメやバンなどのエサ取りじゃなくてエサ鳥(座布団一枚?)がいなかったので、デコピンで撒いてます。

 

道具は絶版になってしまったプライムゲートのパックロッド、
トラウト用にこれまた絶版のダブルハンドルアルテグラ
2000番に2号のPEライン。
リーダーはシーバス用に使っていた20lbのラインが30㎝
あったので、それをそのまま流用。
針はセイゴ針の16号のカエシをつぶしたものです。

このあたりの鯉はせいぜい60㎝なので、掛かってから、
ちょっと楽しませてもらい、ランディングせず
頭だけを水面にだして、針を外す予定です。

パンを撒き始めて20分後。

突然、音が鳴り響きました。

ブヂュ!

なにこの卑猥な音 笑

あちこちでパンが漂っていったと思われるアシ際から
卑猥な音が聞こえてきます。

そうです。

これは鯉がパンを吸い込んだ時の音です。
空気もパンと一緒に吸い込むため、水中にまた潜った時に
飲み込んだ空気がエラ蓋の狭い隙間から出るので、
このような音がします。

つまり、鯉さんたちにスイッチが入った、ということです。

寄せエサを段々と自分の近くにまき、コイさんたちを
近くへと誘導していきます。

それと同時に、自分も態勢を低くして、姿が水面に映らない
ようにします。

そして、鯉が近くに寄ってきたのを確認して、針をついた
パンを投下!

目の前で鯉が針付きパンをつつき始めた。

よし、そのまま吸い込むんだ!

だが、つつくだけで、警戒して吸い込まない。

うーーーーん。

さすが多摩川の鯉。

キャッチ&リリースを繰り返されているだけあって、
なかなか警戒心が強い。

そんなこんなで結局アワセのタイミングがないまま、
10分たった。

いつの間にかあれだけパクついていた鯉たちもいなくなり、
その場には自分の針付きパンのみになった。

だめか・・・・

そう思ったとき、右側から、ヌゥーーーッと
予想もしなかった大鯉が現れ、ずぽっと針付きパンを
吸い込んだ!

「!!!」

ビシッ!!!

アワセが決まる!

よし!かかった!

すぐ起き上がろうと思うが、30分ほどうつ伏せで顔を上げて
見ていたため、首がツって起き上がれなかった 笑

なさけねー

首はともかく、今は目の前の鯉である。

でかい・・・・

いままで自分が釣ったコイの中で一番大きいのは間違いない。
これは走らせたらまずいと思い、鯉の頭を常に上に向くように
トラウトロッドで必死にコントロールする。

「冬の鯉はあまり引かない」

と、以前の記事でも書いた気がするが、本当にそう思う。
普通に考えたら、トラウトロッドで大鯉相手に主導権を
握れることはほぼない。

ただし、冬の鯉は別。
トラウトロッドでも水中での爆走モードに入らせなければ
楽々いなせる。

たっぷり時間をかけ、空気を吸わせ、鯉も数分ほどたつころに
は、だいぶ弱ってきた。

記事の上の方で、針だけ外して逃がしたい、と書いたが、
大きさが大きさなため、予定を変更して、なんとか
全長を測りたいと思う。

ここは全体的に堤防のようになっているのだが、中央からは
温排水が流れている。
なので、そこにコイを持ち上げて、大きさを測りたいと
思ったのだが、いかんせん胴回りが太すぎて、片手で
はどうやっても持ち上げられなかった。

うぅ~~~~ん
どうすっぺか・・・・

周りを見ると、見物してる人がいる。
うん、この手しかないか。

自分「すいませ~~ん!もし良かったら、鯉の取り込みを
手伝っていただくことは可能ですか~?」

ナイスな人「いいけど、鯉触るのはやだよ~~笑」

やった!ありがとうございます。
親切な人に竿を持ってもらい、なんとか、両手で鯉を
持ち上げることができた。

そしていよいよ計測。

メジャーを尾びれに合わせ、伸ばしていく。

スルスルスルスル・・・おお、ノビルのビル。

計測の結果・・・・

多摩川 鯉釣り80㎝ジャスト!

 

 

本当はのべ竿で80㎝の鯉を釣ることを目標にしていたのだが、
まさか、パックロッドでその目標が達成させるとは。

本当に大きい魚との出会いはいつどこであるか分かりませんな。

計測を終え、写真も撮り、鯉さんを逃がす。
結構な時間ファイトしていたので、長めに蘇生時間を
とると、なんとか泳いで行ってくれた。

このコイさんと多摩川に感謝です。

本当に80㎝の夢がかなえられるとは思ってもみなかった。

次なる目標は、鯉の90㎝か、かなり数は少ないと
思いますが、多摩川のどこかにいると言われる
ソウギョに挑戦してみたいです。

なので、そんな人絶対いないでしょうが、もしソウギョの
ポイントを知っている方、いましたら教えてください。

 



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