渡船使わないと行けない沖磯にカヤックでいったら最高だった

釣り

2021.12.04




こんにちは!
今回ついにカヤックを手に入れました!!!

フィッシングカヤック 忍 フィッシングカヤックを持ち上げる

色々な人の動画(主にくーねるさんのですが)を見てずっと前からほしいと思っていたフィッシングカヤックをやっと手に入れました。

カヤックはVikingという会社の「忍」というカヤックです。日本製のようです。
本体価格は99000円という、無職になってしまった自分でも貯金でなんとかなる金額でした。

ちなみに、5万円台の安い中国製も検討していましたが、施工ミスで沈没しかけた人の動画を見てやめました。購入したカヤックは5万円ほど高いですが、命には代えられません。

手に入れたのは9月下旬。それから沈没練習を繰り返し、10月後半から実際に釣りをしてきましたが、なかなか釣れず今回初めて動画にできる釣りができたのは5回目の釣行でした。

1回目 ボウズ
2回目 アオリイカ1匹
3回目 ベラ2匹、エソ1匹、カサゴ2匹
4回目 イナダ1匹、サバフグ2匹、エソ1匹

本当は記念すべきカヤック動画1回目をアオリイカで飾りたかったのですが、
カヤック酔いで吐きそうになりながら、途中、漁船に轢かれそうになりながら、丸一日やって一匹、しかもカメラ回してなかったのでボツとなりました。
他の人に聞くと、今年は自分のエリアではイカが少ないようです。

釣れたアオリイカ
唯一のイカ。600gくらいの良型でした。

そして、今回5回目。
イケイケ釣りというオモリなしで針とエサだけ流す釣り方があるのですが、これをカヤックから沖磯周りで以前からやってみたかったんです。

イケイケ釣りの詳細です

イケイケ釣りとは

磯周りだから、グレやカワハギ、もしかしたらイシダイも釣れちゃうかも!

そんな期待を胸に釣りしてきました。

 

タックル&カヤック装備

イケイケ釣りの仕掛け図

竿はSolfiestaのSolid Linerという竿で、緑色の竿を使っています。リールセットで、1980円でした。鱒レンジャーの硬いバージョンといった感じです。

リールは20年くらい前のアルテグラ2500番
壊れていて、何もしなくてもたまにリールが逆回転する困ったちゃんですが、
まぁ釣りができれば問題ないです。
ちなみに、オーバーホールに出したのですが、古すぎて部品がないとのことで、返品されてきました。おかえり~

そのリールにはフロロカーボン5号を100mくらい巻いてます。
イケイケ釣りはラインの重さで仕掛けを沈めるので、ナイロンやPEラインではなく、比重の重いフロロカーボンを使います。

今回のイケイケ釣りの仕掛けは5号でやっていますが、以前は3号でした。5号に変えた理由は3号だと、自分の腕だと大物が掛かった時、獲れるか獲れないかのギリギリのラインだからです。
よくサイトではラインを細くすると食いがよくなる、という説明を見ますが、個人的には3号から5号に変えたところで、そんなに差は感じないように思います。

しかし、ラインの耐久値は3号(5.4kg)→5号(9kg)。
なんと2号変わるだけで加重プラス4.4kgまで耐えられる計算になります。

この数値はあくまで計算値で、使用回数が増えるごとに当然摩耗していき、耐久値は低くなります。
ですので、その点を加味しても3号使うなら5号のほうが突然の大物にも耐えられるため、5号を使用しています。

やっぱり数少ない大物との出会いは、できるだけ逃がしたくないですもんね。

そのフロロカーボン直結で、セイゴ針の16号を枝針と下の針に使用して2本針仕掛けにしています。

エサはオキアミLサイズ1.5kg。
去年までは450円だったのに、今回買ったら530円に値上げされてました。涙

これを付けエサと撒き餌両方に使います。

カヤックの装備として、パラシュートアンカーを買いました。

 

実際使ってみると、あるのとないのとでは全く釣りやすさが違うので、もしカヤックフィッシングを始める人は持っていたほうが良いです。

 

沖磯周りで釣りする時の注意事項

今回選んだ沖磯ですが、業者が渡船で利用している場所なので、釣り人がいたら別の沖磯にしようと思っていたのですが、今回だれもいなかったので、思いっきり近づいて釣りしてみました。

先行者がいたら離れて釣るのは当たり前ですが、それ以上に大事なのは、沖磯周りの根の位置です。
よく水面ギリギリで見えるか見えないかの根があります。こういった根は波が当たって白波が立っているのでわかりやすいですが、こういった場所は危険なので、予め海図を確認したり、干潮時に行って根の位置を把握して近づかないようにします。

何回かカヤックで釣りをしていて分かったのですが、想像以上に風の影響を受けやすく、あっという間に風下に流されて、釣りに夢中になってる時に隠れ根にぶつかるーーなんてこともあり得ます。
実際今回も水面下20cmくらいに沈んでいる根にぶつかりそうなときがありました。

次に他の漁船です。
今回釣りした沖の磯の周りに漁師が仕掛けたとみられる漁具のブイがありました。
そして、それを見に来た漁師が一回近くを通りました。

3人乗りくらいの小さな漁船でしたが向こうからはカヤックが見えてない可能性もあります。
他の漁船を見つけ、自分の方向に来るようでしたら、その船からは視線をそらさず、万が一まっすぐこっちに向かってくるようだったら回避行動をとれるようにしましょう。

また、漁船の引き波もカヤックにとっては脅威です。
引き波で転覆しないように、波にも注意を払っておくことが大事です。

カヤックは自分が船長ですので、釣りをしながらも常にキョロキョロ、周囲に注意するのが大事です。

実釣

以前、固定されたイカダから行っていたイケイケ釣りをカヤックからやってみたのですが、結果は大成功でした。

沖磯周りだったので、メジナ(グレ)、ベラ、カワハギ、もしかしてワンチャン、イシダイあるかも!と思っていたのですが、まさか最初からマダイが釣れるとは思っていませんでした。
マダイが釣れた

この釣りはアタリの出方がすこし特殊で、竿先や手元に伝わる振動でアタリを判断するのではなく、ラインの出方で判断します。パラパラ出てたラインが、魚が掛かると、いきなりバラララララッ!!って出るので、すぐさまリールのベールを戻して、竿を大きくシャクってアワセます。

このラインが突然凄まじい勢いで出ていくと、アドレナリンもすごい勢いで出ていきます。
こうして中毒になっていくんですねぇ

マダイを釣り上げたあとは、けっこう流されてしまったので、またもとの沖磯まで戻って、そこからまたエサを流します。

そうしたらなんとひと流しごとに魚がヒット!
しかも大物!

何が釣れたかは動画を見てみてください!

こちらがその釣れたので刺し盛りした動画です!

 




 

 

 

 

 

タグ, ,

コメントを残す

※メールアドレスが公開されることはありません。