超簡単に栽培できる野菜5選!農薬も必要なし!

野草を食べる

2021.12.28





こんにちは!
いつもは魚釣り関係の情報を発信している本サイトですが、2021年から畑付き2階一戸建て、月35000円の物件を借りることができたので、今回はその畑で行っている念願の家庭菜園で育てているめっちゃ楽な野菜を紹介したいと思います。

これから家庭菜園やる人や、もうやってるけど農薬を使わないでも楽に栽培できる野菜を知りたい方はぜひお試しください!

春菊

春菊
言わずと知れた、冬の鍋に入れると美味しい野菜の一つです。
2021年の10月から苗で3株育てています。ちなみに、知人が種から育てたところ芽もロクに出なかった、とのことなので、種から育てるよりも苗を買うことをオススメします。

植え始めてから虫がついてるところを一切みたことがありません。もちろん植えてから一切農薬使ってません。害虫除けのコンパニオンプラントも植えてません。
植え始めの頃は、水をあげたり、雨が降ったりした後は葉っぱがしなっとなっていましたが、雨が止んで、土が乾いてくるとまた葉がピンとなります。
そして、そのままグングン大きくなり、一株はもう花が咲きました。

春菊の花

丈が30cmくらいの時は茎も食べれていましたが、50cmくらいまで成長すると、茎も芯が残るようになるので、葉っぱの部分だけ摘んで鍋の火を止める直前に入れると香りも残って美味しいです。

我が家では春菊用のウネが1mくらいあったので、3株植えてますが、さすがに一人だと食べ切れないので、一人だったら一株。家族4~5人なら2株あればワンシーズン十分楽しめると思います。

苗が一つ100円だったので、300円でその冬の春菊は買わずに済むという超コスパが良い野菜です。というか、こっちの消費が追い付かなくて葉っぱがモッサリ生えてるので、だれか収穫に来てほしい・・・タダでいいので。

オクラ

オクラ

プロの農家さんから勧められて、2021年5月から植えてます。
収穫期は品種や住んでる地域の気候もあるので、一概には言えませんが、我が家では7月から11月初旬まで収穫できました。
3ポット買ってきて(1ポット50円。1ポットに5つくらい苗がある)、1ポットは枯れて消滅。のこり2ポットの苗が順調に育ち食べ切れない量のオクラを生産してくれました。

植えたばかりの頃はアブラムシがついたので、アブラムシ除けのコンパニオンプラントとして、ネギを植えてましたが効果なし。それでも農薬を一切使わず丈が30cmほどに成長した時にはアブラムシは消え去っていました。

それから丈が50cmほどになった時から花が咲き始め、オクラを作るようになってくれました。
花は大きくてとても綺麗です。
オクラの花

ちなみにこの花のつぼみを天ぷらにすると美味しいそうです。

また、オクラって茎から実がニョキって出てくるので、育てたことがない人には、これは結構面白いと思います。自分は一個目のオクラを見つけたときは感動しました。

実を付け始めるころになると、オクラには害虫が付き始めます。
ワタノメイガという蛾の幼虫で、葉っぱの裏に1mmくらいの小さい卵を産み付け、
それが孵化すると、幼虫は葉っぱをクルっと巻いて、そこを住みかにして葉っぱを食べながら育ちます。上の写真でもクルッと丸くなってる葉っぱの中にはワタノメイガがいます。

「害虫つくんじゃねぇか!農薬使わないってウソじゃねぇか!」

って思ったかもしれません。たしかに害虫はつきます。
そして、最初の頃は嫌だったので、クルッと丸まった葉っぱを開いて、中の幼虫を手で潰していましたが、次第に面倒くさくなり、放置していました。

ところが、放置しててもオクラがボコボコできるんです。

というか、結局、買ってきた3ポットのうち2ポットのオクラが成長したんですが、それらから採れるオクラの収穫量が凄すぎて、毎日食べても常にオクラが20~30本冷蔵庫の中にある状態でした。農薬を一切使わず害虫を放置してても、です。

3ポット150円で買ってきて、4か月オクラ代が浮きました。なんたるコスパ。

ちなみに、収穫時はヘタの部分に細かいトゲトゲがあるので、手袋がおすすめですが、なくても問題ありません。茎の部分からポキッと指で折れるくらいが丁度良く、それ以上大きくなると長めにゆでないと芯が残るようになります。目安としては長さ10cmくらいです。15cmくらいになると、ちょっと長めにゆでることをお勧めします。

また、オクラのもう一つのメリットは、種取り用のオクラを残しておけば、来年はオクラの苗を買わずに済むということです。

枯れたオクラ
我が家の種取り用オクラ2本。

種取り用オクラの調達は簡単です。目を付けたオクラを茶色になるまでずっと収穫せずに置いておくだけです。茶色になったら切り取って来年まで取っておきます。それまでは、我が家では玄関のデコレーションになってます。

ツルムラサキ

ツルムラサキ

ムラサキとつくのにまったく紫色の要素がないこちらの野菜。
上記の野菜2つと比べると知名度が低いですが、非常に栽培が楽な野菜です。

1株100円で、3株買ってきました。

ツルムラサキの良いところはすべて食べれるところです。
葉っぱはもちろん、茎も食べれます。ただ、茎はあまり太くなりすぎると筋が残るので、若い先端の部分がオススメです。

噛むとちょっとヌルッとして、かすかな苦みがあります。葉も茎も、サラダでもお浸しでも味噌汁でも野菜炒めでもなんでも使えます。

成長が凄まじく、我が家の場合は左右からドンドコ新しい茎がでてきて、そこにバンバン葉っぱを付けます。

農薬はもちろん全く使ってないですが、葉を食べる幼虫などの姿も一回も見たことありません。が、なぜかちょくちょく葉っぱに穴が空いてます。しかし、それを圧倒的に上回る葉っぱの増殖量です。現在は、カマキリの卵が一つ植え付けられているだけです。

ツルムラサキに産み付けられたカマキリの卵

このツルムラサキの何が良いって、オクラと一緒で再生産が可能なことです。
しかし、種からではなく、ツルムラサキの「茎」からです。
元の茎からボコボコ生えてくる新しい茎を切って、地面に刺せば、そこから新しく葉っぱが出てきます。

なんという楽な野菜。茎を地面に刺せば刺すだけ無限に株を増やせます。

8月に植え始めてから12月現在までで、葉っぱが緑からすこし黄緑色になってきました。寒さのせいでしょうか。

ツルムラサキ
それと同時に茎の根元から花のつぼみみたいなのが出てきました。
紫色なので、これから名前のツルムラサキが取られたのかな?

ツルムラサキのつぼみ

シソ

家庭菜園のシソ
言わずとしれた、楽勝ハーブ。
気を付けるべき点は、収穫量が多すぎる、ということくらいでしょうか。
こちらも農薬どころか、水もほぼ雨水で賄ってました。
最初、苗木を買ってきたときは100円で30cmくらいの丈の苗木を10本くらい買ってきたので、4カ所に分けて植えてましたが、大きくなるにつれて葉っぱが増えすぎて一人じゃ完全に消費不能な量になってしまいました。

一人なら1本で十分な量の葉っぱをつけます。
葉っぱが多すぎるときは醤油漬けなどにすると長期間保存できてご飯の御供にピッタリです。

害虫もつかない無敵のシソは秋になると、実を付けます。
その実も醤油漬けにすると長期間持ちます。
現在我が家ではシソの実でタッパーを4つ使ってて、また来年シソが芽吹くまでに消費しきれるか微妙です。

・シソの醤油漬けの作り方:
シソの葉を収穫して洗って水分を切る→容器に葉を入れる→醤油を入れる(ごま油入れると味にアクセント)

・シソの実の醤油漬けの作り方:
シソの実を収穫して、茎から実をしごいて取る(この時指が黒くなるので、嫌な人は手袋推奨)→
洗って新聞紙の上で干す。→もう一回洗って干す(虫とかついているので)→容器に実を入れる→醤油を入れる。

この作り方を教えてくれた人はこれで一年間持つ、と言ってますが、私はまだ一年も保存したことないので知りません。

実の収穫時に種がボロボロ落ちたので、来年畑のそこら中から雑草のようにシソが生えてきそうで今からちょっと怖いです。

レモングラス

栽培してるレモングラス

最後はレモングラス。
聞いたことがある人が多いハーブかと思います。
パッと見は雑草ですが、千切るとレモンのような香りがするので、すぐわかります。

これはよく似てるけど雑草↓

雑草
お取り寄せで1ポット400円。4ポット買って家の前の花壇に植えてます。

はっきり言って、最強に入る部類の一種ではないでしょうか。
農薬はもちろん一切やってませんが、水は完全に雨水。肥料とかもやってないですが、害虫が付いたことは見たことがないのはもちろん、ツルムラサキのように害虫はいないけど葉っぱに食われた跡がある、というようなことも一切ありません。

それはおそらく香りのせいだと思います。
このレモングラスの香りは蚊が嫌いな匂いです。(なので夏の間は玄関周りに置いておきました)

もしかたら、他の虫にも虫よけ効果があるのかもしれません。
そのため、虫の食害が一切ないんだと個人的には思っています。

そのままレモングラスティーにしたり、お肉の香辛料に使ったりと用途は様々ですが、もし、お茶にする場合は、生の葉を1cm幅くらいに刻んでからお湯を入れたほうが、葉をまるごとそのまま入れるより、より強く香りが引き立ちます。
レモングラスの香りには鎮静効果があるのか、飲むとすごく落ち着きます。

株分けも簡単でした。雑草のように細い茎がいっぱいあるので、それを2~3本ずつ手で根っこから分けて、それを植えるだけです。

栽培してるレモングラス

そんな最強のレモングラスですが、唯一の弱点は「寒さ」です。北海道だと越冬できるのかわかりません。我が家のレモングラスも12月に入ってから茶色に変わる葉っぱが目立ってきました。

レモングラス 栽培
地域によると思いますが、ネットで調べると、冬の間は根元から刈り取って、上から布か何かで覆ってやれば越冬できて、春にまた芽吹くそうです。

株がたくさんあるので、上から覆った株とそうでない株で越冬できるかこの冬は実験してみたいと思います。

まとめ

以上、

・春菊

・オクラ

・ツルムラサキ

・シソ

・レモングラス

この5種類が農薬を一切使わなくてもどんどん勝手に育ってくれるオススメの野菜です。
鉢でも育てられるので、集合住宅に住んでる人もぜひ試してみてください!




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