イケイケ釣りとは?釣り方、仕掛け、ターゲット、釣り動画など

釣り

2021.02.18

イケイケ釣りとは

イケイケ釣り

イケイケ釣りとは、オモリを一切つけない、針とラインだけの仕掛けを潮の流れに乗せて流す釣りです。地方によってはサルカンを付けたりするところもあるようですが、いずれも共通するのはオモリはつけずに潮に流していく釣りです。関東ではあまり見られませんが、西日本では船やイカダから普通に行われている釣法です。

ちなみに名前の「イケイケ」の由来をインターネットで検索したり、実際に長年イケイケ釣りをしている長老などに現地で話を聞いてみましたが、イマイチ確証を得ませんでした。個人的には、潮に流していけいけどんどんで「イケイケ釣り」だと勝手に思ってます。由来をご存知の方はコメントで教えてください。

仕掛け

イケイケ釣りの特徴は全くオモリを使わないことにあります。地方によってサルカンを使ったりすることがあるようですが、基本的にはオモリを使わず、そのまま潮に流すため、下のような仕掛けを使います。中には、フカセ釣り用の0号のウキを針から4mくらいに上に付けて流す人もいます。

イケイケ仕掛けロッドがエギングロッドとなっていますが、これはたまたま自分が使っていたのがエギングロッドであったためで、実際ロッドはタイラバでもコマセ用でもパックロッドでも鱒レンジャーでもなんでも良いと思います。ただし、0号のフカセウキを付けて釣る人は、だいたいみんな磯竿を使っています。

また自分はラインの出しやすさからスピニングリールを使っていますが、地域によってはベイトリールを使っているところもあるようです。

イケイケ釣りの仕掛け最大の特徴はラインがフロロカーボンであることです。フロロよりも柔らかく比重が軽いナイロンを使うと、潮になじみにくく、糸癖があるので、アタリなどが取りずらくなります。その点、フロロカーボンは釣り始めこそ糸グセがあるものの、釣ってるうちにクセも少なくなりラインもある程度スムーズに出るようになります。そして比重があることにより、底までしっかりとエサを届けることができます。自分が通ってるイカダではこの釣り方でシマアジを狙うのが人気になっています。

エサは冷凍の1.5kgオキアミブロックがあれば、一人一日使えます。解凍したものをそのまま付けエサに。残りを寄せエサとしてパラパラ撒きます。付けエサは基本一匹ですが、食いが悪いときなどは2匹掛けや3匹掛けなどにするとよいです。また個人的にはハードタイプのオキアミもあると良いと思います。基本足元の潮に流すのですが、その流れにいないとき、全遊動のウキを付けたり、0号のウキを付けたりして、軽く投げて別の潮に乗せて流す場合があるからです。解凍の生オキアミだと投げたときに飛んでいってしまうので、そういったときのためのハードタイプです。

釣り場所

イケイケ釣りの場所は色々とありますが、今回自分が利用したイカダや船から沖の磯を狙うのが一般的だと思います。

・船から

船から狙う場合は、初めに潮の流れと風の流れをとらえる必要があります。撒き餌を少し撒いてみて潮の流れを読み取り、さらに風の流れを読んで、ポイントの潮上になるよう船を動かします。そして、仕掛けが狙ったポイントに流れる場所にアンカーを打ち、船を固定し釣りを開始します。

・イカダから

イカダは自分の背後から正面に向かって潮が流れる位置-潮下-に釣り座を構えます。逆に潮上に場所取りしてしまうと、仕掛けがどんどんイカダの下に入って行ってしまい、イカダの下にくっつくイガイや牡蠣殻などがラインに絡まり、非常に釣りづらいです。

・堤防から

このように船かイカダからがメインの釣り方になりますが、例えば沖提の先端などで手前から沖に潮が流れ出すような潮通しが良い場所ならこの釣り方も一つの選択肢になります。

釣り方

船やイカダからがメインとなる釣り方ですが、ここではイカダを例にとって説明します。

釣り方はいたってシンプルです。エサを付けたら足元に仕掛けを落とし、潮の流れに乗せて、ラインを出していくだけです。下図を見てください。

イケイケ釣り図のように、背後からくる潮の流れに乗せて、ラインを出していき、仕掛けを徐々に遠くへ、深いポイントへとゆっくり落としていきます。

フロロカーボンですので、始めのうちは巻きグセが付いていて竿を軽くしゃくったり、手でラインを引っ張らないとラインが出て行かないかもしれませんが、数時間もやってたり、魚を掛けたりしてるうちに徐々にラインが潮のながれで勝手にぱらぱら出ていくようになります。

そして、一回につき、2,3匹の撒き餌をパラパラと撒いていくだけです。磯釣りみたいにヒシャクでドカッと撒く人もいますが、ここは好き好きです。自分はパラパラとオキアミが一匹、また一匹と感覚を開けた線になるように撒くよう心掛けています。ドカって撒いて付けエサを食わせる前に魚を腹いっぱいにしないようにするためです。

イメージとしては、魚側から見るとこんな感じです。

上から一匹エビ(寄せエサ)が流れてきた→お、もう一匹(寄せエサ)流れてきた→お、さらにもう一匹(寄せエサ)流れてきた→お、さらにさらにもう一匹(付けエサ)流れてきたぞ→ヒット

簡単そうに見えますが、注意しなければならないことがあります。それが2枚潮です。2枚潮とは水面付近を流れる潮と海底付近を流れる潮の流れが逆であることを言います。

イケイケ釣り2枚潮。上潮は左に、底潮は右に流れている。

釣り人はだいぶ仕掛けを沖に流したつもりでも、実はイカダの真下にあったりするやっかいな潮です。デメリットは沖のポイントに流せない事だけではなく、水面から流した撒き餌が付けエサと同調しないことです。寄せエサはポイントまでしっかり流れているのに、肝心の付けエサが足元のままとかです。また、足元でヒットして、アタリが分かって、合わせても、大きくたるんでいるラインのせいでどんなに大きく合わせても針が掛からず、違和感を感じた魚が逃げてしまうことです。

逆の2枚潮のパターンもあります。下のような場合は、仕掛けがイカダの下の牡蠣殻などに引っかかってしまうため、釣り座を反対側にしたほうがまだマシです。

イケイケ釣り

二枚潮の対策としては、仕掛けが浮き上がらない程度に出ていくラインに抵抗をかけ、なるべくラインを一つ目の図のようにまっすぐにすることです。また、0号のフカセウキを付けたりして、直接ポイント近くに投げるのも有効です。

アタリ

イケイケ釣りのアタリは独特です。通常の釣りと違ってラインを張っていないため、竿先にチョンチョンきたり、ルアーシーバスのように竿をひったくるようなアタリではありません。

では、どういうアタリかというと、潮の流れに乗せてパラパラ出ていたラインがいきなりバララララララッ!と勢いよく出ていきます。これがアタリです。アタリが来たら、スピニングのベールを戻して、竿を思いっきりシャクって合わせます。もともと潮の流れに乗せていて、ラインが張ってないため、ラインが弛んでいる部分を含めて大きく合わせないとしっかり針掛かりしません。

このようなアタリの取り方の釣りなので、フグやカワハギなど居食いをする魚はアタリを取りにくいですが、たまにラインを軽く張ってみたり工夫をすれば意外とこういった魚達のアタリも取れます。

ターゲット

ハマチ

時期、釣り場、エサなどによりますが、大体なんでも釣れます。上の写真のように71cmのハマチも釣れますが、過去95cmのブリも釣れたりしてます。ほかにはメジナ、イシダイ、シマアジ、ウスバハギ、ヒラソウダガツオなどです。

人気のない魚としては・・・

サンノジ  ニザダイサンノジ

冬は身自体は脂が乗って美味しいのですが、問題はその臭い内臓をいかに身に触れさせずに取り除くかです。ちなみにどんな臭みかというと、たまに喉の奥から出てくる小さい白い玉、あの臭い白い玉のようなにおいです。

アカササノハベラ  イカダ釣りアカササノハベラ

エサ取りとしてベラ科の魚はたくさんいますが、ササノハベラとキュウセンベラは比較的食べるところが多いので、個人的にはお持ち帰りです。オハグロベラは頭が大きく身の部分がすくない上にたまに黒いヒルみたいな寄生虫が付いていることがあるので、あまり持って帰りません。

フグ ショウサイフグコモンフグ

はい、人気の無い魚No.1といっても過言ではないでしょう、フグ。海域によってクサフグだったりアカメフグだったりします。コモンフグとよく似たショウサイフグとの見分け方は尻ビレの色です。ショウサイフグは透明ですが、コモンフグは黄色がかってます。

イケイケ釣り動画

ざっくりとイケイケ釣りの説明をしてきました。場所取り、ポイント、仕掛け、寄せエサ、仕掛けの流し方、アタリ、掛けた魚の取り込みまでここで説明したことが下の動画に凝縮されていると思います。百聞は~ではなく、百読は一見にしかず、でもないですが下の動画でどんな感じか確認してみてください。

※動画は現在制作中です!

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