川でエイを釣る方法

釣り

2018.12.04



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エイ 釣り方

※注意:エイの中でもアカエイの釣り方を書いてます。アカエイは尻尾の付け根に毒針がある危険な魚です。釣りは自己責任で行ってください。

【季節】
【エイがいる川なのか、の判断】
【ポイント】
【日中か夜か】
【潮時&時合】
【水位】
【濁り】
【エサ】
【タックル(竿&リール)】
【仕掛け】
【取り込み】
【注意事項】

 

 



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【季節】
いきなりの出落ちですが、季節に関しては
2017年の秋に初めて釣ったので、
分かりません。ただ、ほかの方のブログなどを
見ると真冬でも春でも釣れているようです。
そして、多くの釣り人が口をそろえて言うのは
夏は確実に釣れる時期のようです。
私がエイを釣っているのは、東京と神奈川県の
間に位置する多摩川ですが、この記事を
書いている晩秋から初冬は釣れる時期だと
自信をもって言えます。

【エイがいる川なのか、の判断】
日本にいるエイは基本的に海水魚なので、川で釣る
場合には塩水が上げ潮とともに川に流入してくる
必要があります。
ですので、北海道や日本海側に見られる渓流のような
小川がそのまま海に流れ込むような川では釣れません。
いわゆる、「河口」に干潟や砂浜が形成されるくらい
の川幅と水深がなければ厳しいと思います。
その点、多摩川は河口が幅数キロにわたり、
河口付近には干潟が形成され、潮干狩りなどができる
環境になっています。こういう環境では非常に
期待が持てます。

他に川にエイがいるかどうかを見分ける手段としては
その川でなにが釣れるのかを知るといいと思います。
シーバス(すずき)やクロダイ、キビレなどの魚は
海水域から汽水域、淡水域まで生息域を持っており、
そういった魚がいる河川の河口はエイが入ってきて
いる可能性があります。

また海からどれくらいまで上流で釣れるのかは
川の水位を参考にするとよいとおもいます。
先にも言ったとおりエイは海水魚なので、上げ潮に
伴い、海水が川に流入してくるような場所でないと
釣ることは難しいです。上げ潮で海水が川に入って
くると、川の水位が上がります。
そのようなところは多かれ少なかれ海水の影響を
受けているので、釣れる可能性は高いとは思います
がエイにも適正な塩分濃度があるはずなので、
いくら海水の影響を受ける場所でも、あまりに
上流で塩分濃度が薄い場所でエイを釣るのは
厳しいと思います。

【ポイント】
エイが居そうな川を見つけたら次は川のどこで
釣り竿を構えるか、です。
実はエイは2017年の5月から散発的に
狙っていました。しかし、ポイントがわからず、
秋になってやっと釣れたため、「春でも夏でも
釣れる!」と自信を持って言えないのが残念です。
これがわかっていれば、【季節】の欄でもう少し
確定的なことが言えたのですが・・・。

エイは砂泥底に住む魚です。そして、そこに潜む
貝やゴカイなどの環虫類に加え、魚の死骸や
カニなどを食べています。
そのため川底が泥や砂になっている場所が
良いですが、さらに絞り込むと石などの障害物が
点在する場所が理想です。
しかし、川底に石や障害物がありすぎると、
逆にエイが砂地での捕食活動ができないので、
砂地に障害物が点々としている場所、または
障害物エリアと砂地エリアの境界線などが
一番良い場所です。
川でそのような場所を探すのは、水中を覗ける
わけではないので難しく感じますが、
じつは小学生の理科を思い出せば簡単です。

川が大きく蛇行している場所では蛇行している
外側の部分が流れが速くゴミや岩などの障害物
が溜まりやすく、内側は流れがゆるく、砂や泥など
が堆積しやすくなっています。
つまり、川の中心部分から外側が障害物エリア、
中心から内側が砂地エリアと考えることができます。
となると、自分の立ち位置、エサを投げるべき場所
は明白だと思います。
掛かった後のやり取りを考え、まずはアングラーが
川の蛇行部分の内側に立ち、そこから川の中心、
障害物エリアと砂地エリアの境に投げるという方法が
理想的だと思います。

ポイントの例として、下の地図で赤で囲って
みました。河口からおよそ5~7キロ上流の
場所です。

エイ 釣り方

 

【日中か夜か】
正直、夜にエイ釣りをしたことがないので、確定的な
ことは言えませんが、リバーシーバスの夜釣りでよく
アカエイが掛かること、そして、私自身も夜の川で
エイが4匹遡っていくのを見たことがあるので、夜
でも釣れると思います。
ただ、エイだけに毒針の危険性が伴うので、夜釣りは
慣れてからのほうが良いと思います。

【潮時&時合】
私が今のところ見つけたベストな潮と
時合を書きます。ベテランの方はほかにも
時合を見つけてるかもしれません。
まずは潮。
大潮、中潮、小潮、若潮と長潮以外
すべて試してみました。
結果、中潮以上じゃないとアタリすら
ありませんでした。
小潮、若潮はいままで5,6回試しましたが、
一回もアタリがありませんでした。
長潮は試してませんが、まぁ小潮と若潮が
ダメなので、試さなくてもいいかな、と。

潮は大潮と中潮で決まりました。
では、次は大潮と中潮の「いつ」がいいのか、です。

これはずばり潮が一番動く時間です。
例えば、朝の8時から上げ潮が始まり、14時に
上げどまりだとすると、アタリがあるのは、
10時から12時の間です。
今回の動画の時は、10時から12時の間は4回ほど
アタリがあったのですが、12時の最後のアタリの後、
13:40まで粘ったのですが、エサすらとられません
でした。

エイは基本的に海水魚ですので、海水が一番強く
川の上流へと向かうときの上げ潮の流れに乗って、
やってきて、川のエサを漁ると思われます。
常に上流から下流へと流れる川を逆行しつつエサを
探すので、エネルギー消費の観点から見ても、
理に適っています。

逆に下げ潮はどうなのか?
実はまだ実験していないので、結果が出たら
追記します。

 

エイ 釣り方

 

【水位】
シーバスを狙ってウェーダーを纏った釣り人が、
水の中を移動中に刺されたり、海水浴場などで
目撃例が相次いでいることから、50cmほどの
水深があれば十分いる可能性はあると思います。
私自身、会社の休憩時間に運河で昼飯を食べて
いたら、水深が30㎝くらいのところで、
1.5mほどのエイがモフモフとエサを食べて
いたのを見たことがあります。

ですが、やはり効率よく釣ることを考えると、
気まぐれな一匹のエイが水深30㎝のところで
エサを食べるような場所ではなく、その他
大多数のエイがエサを食べるような、水深
2m以上はあるところを狙った方が良いと
思います。つまりは川の中心部分付近です。

【濁り】
透明度が2m~2.5mくらいの日が多摩川基準
で普通の濁度なのですが、今のところ
これくらいで潮時が合えば、食ってきます。
じゃあ、台風後や大雨後の泥濁りの時は
どうなのか?
こういう時はたいてい、上流からガンガン
流木やごみが流れて釣りにならないので、
このような状況下での川エイ釣りはまだ
試せていません。試せたら追記します。

【エサ】
私はアリゲーターガ―とかレッドテールキャット
フィッシュとかなにかしらの外来魚も可能性に
いれて(相当低いですが)、冷凍アジの一匹掛け
にしましたが、冷凍のサバの切り身やイカの切り身、
アオイソメ等、とにかく生のエサだったらなんでも
食べるようです。
冷凍アジ一匹丸ごとを使う際のちょっとした
コツですが、身に切れ目、特に内臓部分に切れ目を
入れておくと、水中で匂いが出て、切れ目を
入れないアジに比べるとエイの食いがいいです。



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【タックル】
竿:
わたしはアルファタックルという会社
(今もあるのかな?)のPro Fighter FG Surf、
3.6m、オモリ負荷25号という私が中学生ころに
買った竿を使いました。
別にこれがエイ用だ、というわけではなく、
たまたま物置にあったので使ってます。
動画を見ればわかると思うのですが、1.5m
くらいのエイで丁度、といった感じでなのですが、
この動画のエイのあと、3回アタリが来て、
3回とも竿がのされて、道糸から切られて
逃げられてます。
多摩川の話ですが、1.5m以上のエイがいるのは
確実なので、竿はもっと頑丈なものがいいと思います。

(2018年12月2日追記)上記の竿で何回か切られてから、さらに負荷の高いダイワのSurf Swing-T 30-420というインナーガイドの投げ竿を使っています。このモデルは現在製造されていませんが、下のような竿なら1.5m程度のエイなら問題ないと思います。

 

リール:
これまた古いリールでシマノのパワーエアロという
リールの6000番を使っています。
1.5mのエイでしたらパワー的には問題ないと思います。

今はパワーエアロ6000番の後継機が出てるようです↓

【仕掛け】
道糸:
動画の時はPE4号を使ってますが、5号以上が
望ましいです。
竿の説明でも書きましたが、1.5mのエイの後、
さらにでかいやつに3回連続でPEからブチ切られ
てます。本当はPE10号でも巻きたいくらいなの
ですが、リールが4号で175m、5号で140mしか
巻くことができず、さらに大きいリールを買うお金も
ないので、4号で我慢です。
本当に大きいのを掛けたときはやはり30mから
最悪50mほどラインを出されると仮定して、
やはり150mは巻いておきたいです。

こんな感じの安価なPEラインを150Mくらい巻いてます。

 

仕掛け:
川にもよりますが、流れの速さによっては私が
動画で使っているようなスパイク天秤が良いと
思います。ただ、この記事で実践してる川エイ
釣りは、まず流れが緩やかな川の下流での釣りで
あることと、上げ潮が良く効いている時間での
釣りなので、川の流れがある程度相殺されているので、
場所などによってはナス型のオモリ15号程度で十分
通用すると思います。

またスナップサルカンは必ず破断値を見て買うようにしてください。クエとかハタとか狙える破断値40kg以上のものが好ましいです。

道糸にオモリ、もしくはオモリ付き天秤を結んだら、
次はハリスです。私は10号の銀鱗ナイロンラインを使って
ます。ポイントに障害物が点在しているので、
もし、根ズレたときのキャッチ率を高くするために
太いハリスを使ってます。このラインは安価ですが、きっちり仕事してくれるのでよく使ってます。

 

針はVanhookという会社のSpearHook SH-20 #4を使って
ます。貫通力が高く、良く指に刺さって痛い思いを
していました。

ドウヅキ仕掛けはどうか、という意見が
あるかもしれません。
確かに障害物が点在するので、ドウヅキ仕掛けの方が
引っ掛かりにくいのは確かですが、エイは典型的な
川底のエサを漁るタイプ、ボトムフィーダーですので、
ドウヅキ仕掛けは不利だと思います。

 

エイ 釣り方

 

 

【アタリ】
これだけは徹底してください。
エサを投げ込んで、糸ふけを取ったら、
絶対にドラグはユルユルにして、竿に尻手ロープを
付けてどこかに結んでおいてください。
(私は尻手ロープをもってないので付けてませんが、
絶対付けたほうがいいです)

アタリは私が確認した中で2種類あります。

パターン1:
最初にチョンチョンと小さく来て、
その後いきなり竿を引きずり込む。

パターン2:
なんの前触れもなく、いきなり
竿を引きずり込む。

いずれにせよ、最終的には竿を引きずり込むの
ですが、パターン2はやばいです。
本当になんの前触れもなくいきなり竿が川に
ぶっ飛んで行きます。
はっきり言って、エイのパワーはやばいです。大げさではなく、本当に竿が向こう側から人に引っ張られてるのではないかと思うぐらい一瞬でぶっ飛んでいきます。
ドラグをガチガチに締めて尻手ロープだけ付けて
置けば、PE4号程度だったら簡単にブッチ切って
行きます。

アワセですが、竿が大きく引き込まれたときは大体
すでに掛かっているので、大きくアワセれば
問題ないです。

 

【取り込み】
網を持っていたり、岸にズリ上げられるのなら問題
ないですが、中にはズリ上げることがでない場所で
網にも入らない大きさだったりする場合があります。
もし、手が届くのであれば、エイの両目の後ろに
ある、魚で言うエラの部分(吸水孔)があるので、
そこを親指と残りの指4本でつかんでずり上げることが
可能です。ここで、注意しなければならないのが、
毒針です。掴んで上げるときに絶対に毒針が自分の
方に向かないようにすることが大事です。

 

ちなみにこの方法で毒針に刺されても責任は
一切負えませんので、自己責任でお願いします。

どうしても体長を測って写真を撮りたい!という人
以外はハリスを切って逃がした方が無難です。

 

 

 

【注意事項】
一にも二にも尾びれの毒針です。
今回釣れたエイは以前誰かに釣られたようで、
毒針がありませんでした。

が!毒針は再生します。
動画で私がやってるように触ると毒針に刺される
可能性があるので、絶対にマネしないようにして
下さい。

たとえ大丈夫だと思っても、毒針は尻尾について
ますので、攻撃範囲は広いです。
尻尾側200°、もしくは時計の針で8時ー12時ー4時まで
のふり幅でしたら攻撃可能範囲ですので、立つときは
必ずエイから距離を取り、頭側に立つことが
重要です。

万が一刺されてしまったときは、60℃のお湯に
つけると毒がタンパク質なため症状が軽減する、
と様々なウェブサイトに書かれてますが、
60℃のお湯なんて持っている人はそうそういない
だろうし、ましてや湯沸かし用のキャンプの
バーナーを常備している人なんかほとんど
いないと思います。刺された時は速やかに
医療機関を受診することが大事です。

これから釣り人には最も厳しい季節がやってきます。
この記事を読んで、ちょっくらやってみっか、
という人が一人でもいれば幸いです。
毒針に気を付けてエイ釣りを楽しんできてください。

 

 



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最後にボソッと:

どっかの有名な人が、

「一生幸せになりたかったら釣りをしなさい」

とか言ってましたが、一生をかけて何か一つの
ことをやっていくのにはその「一つのこと」に
一生をかけるだけの魅力がないとすぐに
飽きてしまいます。

まだ私は一生を語るほど達観した年でもないですが、
その「一つのこと」に「釣り」を選んだのは、
間違いではなかった、最近感じてます。
多摩川でかれこれ15年以上釣りをしていますが、
毎年、季節ごとに何かしらの新しいターゲットが
増えています。今まで知らなかった釣りであり、
この知らなかった釣りの存在を知ることができる、
という魅力は一生をかけて追っていくに値するもの
だという実感があります。
今年はアカエイでした。
来年はどんな魚と出会えるのかな、、、

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コメント

  1. PEからブチ切られるとありますが、ハリスにナイロン10号を使っているならPE4号よりハリスの方が圧倒的に弱いので、ハリスが切れるはずですが、道糸から切れてしまうのは何か理由があるのでしょうか?

    • こめんとありがとうございます。
      多摩川は都市圏にある大河川で、干潮時に、家具やバイク、自転車などのゴミがあるのが、よくわかります。
      おそらくは、PEの部分がそういったものに擦れて、ナイロンよりも先に切れてしまうのではないかと思います。
      また、急なカケアガリの角には牡蠣殻などもあるので、そういったものに擦れて切れている可能性も考えられると思います。

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