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どうも、こんにちは。
以前、夏ごろに海で堤防からの釣りでやたらハオコゼさんが釣れるもんで、どうせなら食べてみようと思いました。
こいつらどんな味がするんだろう・・・
ハオコゼ、知ってます。
潮だまりのような子供の安全な磯遊びの聖域にもドヤ顔して居座る、
非常に悪名高い毒男さんです。
いつもだったら釣っても捨てるんですが、8匹ほど持って帰って食べてみました。
どんな味がするんだろう・・・
持ってかえるのはいいですが、問題はその処理の仕方。
あの毒びれを何とかしなくてはなりません。
とりあえず思いついたのは、背ビレの部分をもったいないけど、肉の部分ごと、丸ごと切断すること。
ところが、この方法、重大な欠陥があることにやってから気が付きました。
この方たち、根魚だけあって、身が随分しまってらっしゃる。
そして、体の断面が楕円なので、包丁が滑る滑る~~
結果うまく根元から背ビレを切断できず、中途半端に途中から切断された背ビレなどがまな板の上に散乱することに。
そして、これが悲劇を呼ぶ!!
そう、両断した背びれの棘の一部(数ミリ)が、まな板の上に垂直に立っていて、それに気づかず、右手中指の先端をブスゥ!とやっちまいました。笑
人生初の体験でそれはもう衝撃的でした。
残念なのが、刺す前に、ビデオカメラの電池が切れたこと。
ここ撮れてたら、刺された時の自分の反応がどうだったか、見れたのに~
痛みはというと、最初はあの注射に刺された時の痛みがずっと断続的に
つづく感じですが、それがどんどん指先から、指全体、手全体、そして肘から下全部、と広がっていきます。
一応、毒を吸い出したり、70度くらいのお湯に患部を付けたりしましたが、それでもそれらがどれくらい効果があったのかはわかりません。
今度はぜひ、それらの応急処置なしで試さなければ!!!(←絶対ヤダ)
↓ここから、ガチのハオコゼ毒、実体験レポートです。↓
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刺されてから20分後、汗が体から噴き出てきました。このときからすでに、肘から下は麻痺して動かなくなってます。
その5分後くらいから自分の心臓の鼓動が聞こえてきて、
これはいよいよヤバイと思い、さすがに、横に万が一を考えて電話を置き横になりました。
結局、心臓の鼓動が聞こえたのをピークに痛みが徐々にひき、調理を再開できる状態になりましたが、精神的にやられてしまって、残りは後日になりました。刺されてから回復するまで40分程度でした。
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後日、無事調理を終え、自家製のシソをしいて、刺身が完成しました!
サイズがサイズなので、半身が一切れになってしまいます。笑
もちろん日本酒も。日本酒は上撰水の如しの冷酒。身の小ささがよくわかると思います。
肝心の味ですが、カサゴやソイなどと同じ根魚だけあって非常に歯ごたえがあったので、数日寝かせてから食べたほうがいいと思います。
ただそれでも、やっぱり調理のリスクを考えると、刺身自体の味は良しとして、量の面で割りに合わないと思います。
※ハオコゼの調理はご自分の判断で行ってください。もし仮にこれを見て、調理してハオコゼの毒をくらった方がいても、ぽんすーは一切の責任を負いませんのでよろポン!
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