※魚道は釣り禁止になっている河川がありますので、事前に調べたうえで釣りをしてください。
魚の道と書いて魚道。
川に行くと、よく目にする構造物で、魚が堰とかを越えられるように、端っこのほうに設けられている魚の通り道です。
堰が倒されているときは、魚は堰を通ることができるので、魚道には水が流れなくなります。
逆に堰が立ててあると、堰によりせき止められている水が魚道の方にも流れるようになり、堰を超えることができない魚でも魚道を通って川の上流に向かうことができます。
この魚道。
その構造ゆえに、非常に夢のある場所でもあります。
まずは、上流側。
上から流れてくる水が魚道に当たり、魚道の手前部分が深くえぐれています。そこには流木や石などが溜まり、思わぬ魚も居付いていたりします。たとえば・・・・
ナマズの55cm!渓流竿3mにハリス3号。針は流線針の12号で、エサはミミズ2匹掛け。3Bのガン玉を3つ針から20cm上に付けて釣りました。
タックルは
ロッド:ダイワ 小継ぎ 清瀬 3m
ライン:銀鱗3号 80cm
針: 流線針12号
オモリ:エコオモリ3Bを3つ
エサ:ミミズ
錦鯉の姿が上から確認できたので、それを釣ろうと思っていたのですが、なかなか食わず、しばらくやっていたら竿に重みが乗っかったので、上げてみたらナマさんでした。まさか、こんなナマズがいたとは・・・・
逆に、魚道の下流側はどうでしょうか?
写真でもわかる通り、川の本流は白波が立っているのに、魚道の下流側は立っていないどころか、水面が穏やかです。川の流れが魚道の下流側に逆流して、流れが穏やかになり、エサが溜まりやすくなったりしているので、魚には快適な休憩場所および、食事場所になっています。
そんなところにルアーやミミズなどを投げてみるとなにが釣れるのかというと・・・
シーバス!20年くらい前に買ったフローティングルアーで釣りました。40cm前後のフッコサイズですが、2匹釣れました。この地点は海から結構距離があるのですが、こんな上流まで登ってくるんですねぇ。
タックルは
ロッド:ソリッドライナー140
リール:シマノアルテグラ2500番
ライン:ステルスシーバス1.5号
リーダー:銀鱗3号 60cm
ルアー:はるか昔に買ったルアー フローティング
また、この下流側でもミミズを投げてみたところ、定番の鯉ちゃんも釣れてくれました。
濁っていたからなのか、それとも元々こういう色だったのかわかりませんが、真鯉にしては随分と黄色っぽく、錦鯉にしては随分地味なコイでした。
このコイを釣ったタックルもナマズ同様ですが、さすがにラインは2.7mほど取りました。
ということで、今回は魚道で釣りをしてみましたが、思った以上に色々な、それも良いサイズの魚が釣れました。
魚道で釣りしてみた⇩
もし、身近にある川で漁業権もなく、魚道釣り禁止になっていなかったら、ぜひおすすめのポイントなので、ぜひ一度狙ってみてください。予想していなかった魚が釣れるかもしれませんよ!
コメントを残す