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こんにちは。
以前、ニューヨーク州の北に住んでたことがありまして、
その頃はよく近くの川に通ってました。
場所は ニューヨーク州の北部にあるプラッツバーグと呼ばれる場所です。
立地的には、緯度が北海道と一緒。
ニューヨークシティーまではバスで約7時間。逆にカナダのモントリオールまでは2時間とアメリカとカナダの国境よりの場所に位置しています。
ここは北米大陸で6番目に大きいシャンプレイン湖を正面に、
ホワイトフェイス山を後ろに臨む自然にあふれた環境です。
そんなシャンプレイン湖にそそぐ川でサラナック川という川があります。
この川には2年ほどお世話になったのですが、初めてこの地へたどり着いたのは冬。
緯度が北海道と同じということで、気温がー20度になる日はザラでした。
しかし、根っからの釣り好きがこの程度で萎えるはずがありません。
グーグルマップでこのサラナック川が近くにあることを突き止め、真冬に
川まで行って釣りをしてきました。
夕方4時頃の写真です。岸辺には薄氷が張ってます。
とにかく寒かったのを覚えてます。
そして当然釣れないかったのも。
しかし、今回のブログタイトルに書いてある通り、貴重な体験ができました。
当日は夕方についたので、釣り始めてすぐに日が落ちました。
すると太陽光がないので、寒さもさらに増します。
この時のタックルは、振出竿に2000番のスピニングリールにナイロンラインにスプーンと平均的な川釣りスタイルだったのですが、
日が落ちたあと数投すると、どうも突然飛距離が伸びなくなってきました。
おかしいな、と思いつつも釣り続けると、どんどん飛ばなくなってきて、ついには3m位の飛距離になってしまいました。
ふと、竿を確認すると、なんと先端のガイドに氷が詰まってる・・・
はい?なんじゃこりゃ・・・・
この際、全部点検しよう。
次にリールを見てみた。
すると、もういっそのこと芸術といいたいような光景が目に飛び込んできた。
はい、どうぞ、見てください↓
これじゃあ、飛びませんわ 笑
ラインについた水滴が凍ってビーズ状になり、
さらにそれらが数珠状になっている。www
「これって、投げるときラインを指にひっかけるからわかるでしょ?」
って思いますよね?
分からないんです。
グローブしてても、指が完全にかじかんで、感覚がないんですよ。
これ見たときはびっくりしました。
つぎに、スプーン。↓
一回だけアタリっぽいのがあったんですが、フッキングせず。
なぜかなぁ~~~~と思ってみてみると・・・
おわかりいただけるだろうか?(某番組風に)
フックからスイベルまで氷に覆われてます 笑
ダイワやシマノの釣り具企業の宣伝広告で、
「針先が違う!」
「当社比刺さり具合30%アップ!」
とかいう次元を通り越した自然現象!!
これじゃあ、仮に魚が口使ったとしても、掛かりませんわ・・・
日本にいたら北海道に行かなきゃ見れないであろう、貴重な
体験をさせてもらいました。
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