お互い国境を接する国で、英語使用者が多数を占める国、アメリカとカナダ。アメリカとカナダでそれぞれ数年間生活をしてみると、同じ英語を使っているのにいくつか違いがあるのが分かってきました。
英語の違いというと、まず思い浮かべるのがイギリス英語であるブリティッシュイングリッシュ、そしてアメリカ英語であるアメリカンイングリッシュ。イギリス英語は伝統的な英語で、アメリカ英語はカジュアルな英語なんて言う人も多いくらい違いがある両者の英語。例としては「地下鉄」をイギリス英語では「Tube」, アメリカ英語では「Subway」というのが有名です。
さて、イギリス英語とアメリカ英語の違いほど有名ではないカナダ英語。アメリカ英語と比較してどんな違いがあるのでしょうか。
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カナダ英語
「eh」
アメリカに住み始めて間もないころは、そもそも英語ができずアメリカ英語とカナダ英語の違いという存在にすら気づかず、日々ひたすら英語に習得に苦しんでいました。
それでもアメリカで何年か耐え忍び、英語もある程度上達し、今度はカナダへとやってきました。そこで耳にしたのがこの単語。
” eh ”
「エ」と発音します。
文の後につけて、「だよね?」とか「だろ?」とかいう意味で使ってるようです。
例えば、You wanna eat this, eh?
「おまえこれ食いてぇだろ?」
You don’t need this, eh?
「これいらないよね?」
という感じになります。ところが、最初にこれを聞いた時は慣れてなくて、こう聞こえてました。
「おまえこれ食いてぇだろ、え?」
「こんなのいらねぇよな、え?」
え? なんか不良っぽい?そうなんです。なんか最後の「え」がどうしても、ヤンキーとか不良が語尾につける「エェっ、こらっ!?」の「エ」に聞こえちゃうんです。というのも、自分はこれを初めて聞いたときは化学の実験の時のパートナーからでした。
自分がちょっと足を引張り気味だったので、最初は「やべぇ、なんかこいつキレてるよ・・」(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
って感じでしたが、よく聞いてみると、何のことはなく、レポート提出期限は来週だよな?の確認でした。
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「 No Worries 」
もうひとつ気づいたのは「どういたしまして」の言い方です。
よくドアを開けてもらったときとかセンキューとかいうと、
You are welcome とか返ってくるあれです。
アメリカでは他に、
「no sweat」(お安い御用よ)
「yup」(おうよ)
「yeah」(はいよ)
とかありますが、
カナダでは圧倒的に
「no worries!」(「心配ないぜ」みたいな)が多いんです。
なにかを取ってもらったときに軽く「どうも」というだけで「No worries!」 ( *• ̀ω•́ )b
レストランで水をもらったときに「どうも」というだけで「No worries!」 ( *• ̀ω•́ )b
ドアを開けてもらったときに軽く感謝しても「No worries!」 ( *• ̀ω•́ )b
いや、別に水をもらうにもドアを開けるにも心配してないんだが・・・
アメリカとカナダ。国境を接していてお互い同じ英語を話す国だけども、言い方や表現一つとってもその国柄や地方柄、民族柄がでており、非常に興味深い体験でした。
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