松茸
この甘露な響きに唾液が出ない日本人はいないだろう
日本のキノコの中で一番高級であり、国内産はもとより、海外産すら
なかなかのお値段で、買うには覚悟がいる食材。
そんなキノコが、ある日スーパーに何気なく立ち寄ったら、
こんなお値段で売ってましたー!
このアメリカ産のマツタケ。7パックくらい陳列されてました。
安いとはいっても、全部買ってしまうと1500円近くになってしまうので、
大きめのやつだけ選んで買って上の写真になりました。
アメリカ産マツタケ・・・
よく見ると日本産のマツタケと違うんですね。
色白だし、傘なんかもバッサリ開いています。
でも、傘の外側の模様なんかをみると、やっぱり日本のマツタケっぽい。
日本に入ってくる松茸として、よくあるのが中国産だけど、外国産といっても
かなり良いお値段がするので、未だに食べたことがありません。
しかし、今回買ってきたアメリカ産マツタケ。
じつは、北米のくくりで言ったら食べるのは初めてではありません。
以前、カナダで働いていた時に、その会社の社長は時期になると、
車で片道4時間も走って松茸狩りに行き、写真とまったく同じ形のマツタケをくれました。
そんな北米産松茸が大好きな社長からいただいた有り難いお言葉。
「いいか、マツタケをとる生き物には順番があるんだ。1番は虫。2番目がシカやイノシシといった森の動物たち。そして、3番目が地元民と中国人。4番目が自分たちみたいに遠くからくる人間」
だそうです。
ちなみに1番目の虫というのは、小さい幼虫みたいなやつです。
もらった松茸の茎の部分を割いてみると、1mmくらいの幼虫みたいなのが
いっぱいくっついていたのを覚えています。
まぁ、そのままグリルで焼いて食べちゃったんですけどね。火を通せば全部タンパク質です。
さっそく、パックから出して並べてみます。
おお、すでにいい香りが・・・
軽く洗って、石附の部分を取り、大きめにザクザク切っていきます。
洗ったお米を炊飯釜に入れて、水を入れ、そこに醤油を入れます。
そこにざく切りにした松茸をブッコんで混ぜます。
なんか大きく切りすぎて、マツタケがシイタケに見えます。
そして、炊飯器にセットして待つこと30分。
出来ました。!
炊飯器を開けた瞬間から立ち上る松茸独特の香り!!
よく海外産はダメとか匂いが弱いとかいうけれど、これだけ量を入れたら関係ないな。
ということで、その旨さ。
ぜひ見てみてください。
↓
コメントを残す