小学生や中学生のころ、夏休みで田舎に帰った時によく渓流釣りに連れていてもらい、イワナを釣っていました。
今回、近所の渓流にアマゴがいるということで、人生初のアマゴを釣りに行ってみました。
仕掛け、遊漁券など
まずは遊漁券を買います。
多分一回行っても釣れないと思ったので、年券を買いました。
5千円です。
てっきり登録番号や複製できないような透かしが入った高度な遊漁証を想像してましたが、
受け取ったのはこれでした。
簡単に複製できそう・・・。
いや、しませんよ?しませんけどもね。
次に仕掛けです。
竿は5.3mの渓流竿です。5mの部分から5.3mまでズームになっています。
仕掛けはこんな感じです。
渓流釣りのミャク釣りです。
今回、ガン玉は3Bでやりましたが、後述するアマゴのポイントを考えたら2Bが丁度良いです。3Bだと重すぎて、竿でエサを下流に引っ張って行かなければならなくなります。
エサですが、ミャク釣りの風情を出すために、石ひっくり返して川虫捕るんでしょうが、メンドクサイので、エサは市販のミミズ。
ウエーダーは3年前に買ったプロックスのウェーダーを使ってます。
当時、4千円前後でしたが、3年間使ってもブーツとの接合部分に穴もあかず、また、空いても補修キットが付いてるので助かります。買って良かったと思ったもののひとつです。
実釣ーアマゴとイワナのポイントの違い
いよいよ実釣です。
ゴミ一つない山奥の清らかな流れに釣り人はただ自分ひとり。
他の釣り、例えば堤防からとか、船からとかも面白いですが、コロナの心配をしないで、深呼吸し、心をリセットできる釣りが渓流釣りだと感じています。
などと、書いてるときは大体釣れない時です。
釣れど釣れど、こいつしか釣れません。
小さい口でよくミミズを食ってきます。
カナダで買ったサケ用のフライにも食ってきます。
イワナ釣りの要領で要所要所を重点的に探っていきますが、アマゴの反応がありません。
しかし、ある時、アマゴの泳いでるところを目撃し、自分の狙っているところが間違っていることが分かりました。
結論からいうと、アマゴのポイントは「流れの緩い、ある程度開けた場所」です。
イワナ釣りの経験しかなかったので、いままでこういったポイントばかりを狙っていました。
こういう泡立った落ち込みのところはイワナの絶好のポイントです。
こういうところばかり狙っていたので、釣れませんでした。
アマゴがいるポイントは下の写真のようなところでした。
今思うと、こういったポイントは最初からアブラハヤだけだとおもってガンガン近づいて泡立っている落ち込みとその周辺しか狙っていませんでした。
それが分かってからは、落ち込みから下流の流れの緩やかなポイントを重点的に攻めることによって、小型のも含め、かなりアマゴを釣ることができました。
他のアマゴが肥え太っている中で、なぜかこいつだけがりがりでした。
最大の22cmのアマゴ。スレでしたが、とても美しい個体で嬉しかったです。
まぁ、食べましたが。
釣行動画です
↓
ちなみにこの22cmの胃袋にはぎっしり川虫が詰まっていました。
渓流釣りの他の楽しみ
一応、アマゴが第一目標で渓流釣りに来てはいましたが、坊主も考えて色々楽しめるように事前に山菜もちょっと勉強してきました。
やっぱり天然わさびとかあったら逃さず収穫したいですからね。
まず見つけたのはこれ。
ちょっとトロピカルな模様で毒々しくもある山菜、ユキノシタ。表面は緑ですが、裏面は赤色です。渓流でも岩の影など湿度が高い場所に密生してます。天ぷらが美味しいです。
渓流でなくても生えてるのが、ハルユキノシタ。ユキノシタと違って裏面が赤ではなく緑でこれも食べれます。
次にこれ。
セリだと思うんですが、自信がないのでちょっとツマミ食いするだけでやめておきました。
毒ゼリは根っこの中がタケノコ状らしいです。根っこを割いてみましたが、タケノコ状と言えなくもないし、すんごい微妙だったのでやめておきました。ほかにはこんな面白いのも生えてました。
これなんでしょう?食用かな?手持ちの山菜図鑑には載ってませんでした。
せっかく年券を買ったので、今年は禁漁期間直前まで目一杯渓流釣りを楽しもうと思います。
最後に・・・
つい最近知ったのですが、西日本でアマゴはアメゴと呼ばれていますが、それは雨の後、雨後(あめご)によく釣れるからだそうです。知らなかった・・
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