日本には3大怪魚と呼ばれる魚がいます。
北海道のイトウ
琵琶湖のビワコオオナマズ
そして、四万十川のアカメ
個人的に、イトウやビワコオオナマズにはあまり魅力を感じませんが、アカメという魚にはなぜか惹かれるものがあり、子供のころからいつか釣ってみたいと思っていました。多分釣りキチ三平の影響ですかね。
アカメは高知県では以前は絶滅危惧種に指定されており、最近になって「注目種」という扱いになりました。県内個体数の増加によるためだそうです。(ちなみに宮崎県ではいまだに捕獲禁止の絶滅危惧種です。)
釣りキチ三平などの漫画で以前からその存在を知られていたアカメ。
今回は高知でそのアカメを釣り上げたので、そこに至るまでに得た情報と経験をここで共有します。狙ってる方はぜひ活用してください。
※ここで書かれていることすべてはほんの一例ですので、そのつもりで参考にしてください
時期
それぞれの地域によって多少差はあるかと思いますが、色々な人に聞いて一番多かったのが、夏。
大体、毎年5月くらいから姿を見せ始め、夏に最盛期を迎え、場所によっては12月いっぱいまでは釣れ続くようです。ただし、当然エサが関係しているので、エサとなる魚が居なくなるにつれて、アカメを姿を見せなくなり、12月はエサの確保もアカメの捕獲も厳しいが不可能ではない、というのが実情のようです。
そして、1月~3月の真冬の期間はやはりアカメ自体がどこかへ行ってしまうようです。
ちなみに私がアカメを狙い始めたのは2019年9月で11月6日に110cmを仕留めるまでは毎回のようにアカメに遭遇しました。後で記述がありますが、海水にもいるアカメの北限が西日本なのもこの魚の温水性が関係しているのではないでしょうか。まとめると、シーズンは5月下旬から12月上旬。ベストシーズンは7月から9月上旬までです。
場所&ポイント
冒頭でも書きましたが、アカメの主な生息地は高知県と宮崎県で、宮崎県では塩見川などがアカメの個体数が多いようですが、捕獲禁止となっているので、多くのアングラーが高知でアカメを狙います。ウィキペディアだと遠くは和歌山県まで捕獲例があるようですが、真偽は定かではありません。
ちなみに2018年には、新聞の記事に徳島県での捕獲例が掲載されていました。体長は70cmほどの小型のアカメで、漁港でシーバスを狙っていたときたまたまヒットしたそうです。これを見ると、愛媛、香川にも居る可能性は十分考えられます。しかし、昨今のインターネットでの情報を見ると、捕獲例の数、法令的にも高知県で狙うのが確率的に一番高いと思います。
高知県のポイント
浦戸湾
釣りキチ三平では四万十川が取り上げられており、実際に過去の日本記録も四万十川で釣られている情報があるので、四万十川は有力候補だと思いますが、なにより高知空港から遠い!例えば東北や北海道在住のアカメ狙いアングラーの場合はほとんどが高知空港経由で高知入りするかと思いますので、これはネックです。
しかし、最近ではYoutubeで見る限り、高知龍馬空港がある南国市のお隣、高知市の浦戸湾での釣行動画が数多く上がっています。主に夜の釣行動画が多く、情報によると湾内のそれぞれの堤防に居付いているようです。
仁淀川
高知市のお隣、土佐市を流れる仁淀川は知名度こそ四万十川に劣るものの、高知県民が認める四万十川以上の清流です。聞き込みをしていると、高知県の人は大体仁淀川のほうが綺麗、と言います。実際、アユ、スズキ、ウナギ、ハヤ、その他諸々、アカメのエサとなる魚種が非常に豊富であり、河口での捕獲例もうなづけます。ちなみに聞き込み時に、釣ったご本人から、仁淀川河口でシーバスを狙っているときにメーターオーバーのアカメがヒットしたけど、障害物もなにもなかったから時間を掛けて取り込むことができた、という証言ももらいました。掛かりどころが良くて、ヒットした場所も良ければ、シーバスタックルでも取り込むことは可能なようです。
四万十川
言うまでもなく、釣りキチ三平のアカメ編でも名をはせた川で、四万十川と言ったら、もうアカメかウナギしか思い浮かびません。実際現地へ行ってみましたが、とても広大な川でメーターオーバーのアカメがいかにもウヨウヨしてそうな川でした。ちなみに、アカメの道、と呼ばれる断崖絶壁の急深のところがあり、そこなんかはいかにもいそうな雰囲気でした。
悠久の四万十川
ちょっとルアーをなげてみましたが、当然なにも釣れませんでした。
四万十川河口で聞き込みをしてみると、意外なことが分かってきました。
分かったことは二つ。
それは「アカメの生息域」と「高知県民のアカメに対する意識」です。
アカメの生息域
アカメの生息域は釣りキチ三平の四万十川のイメージが強すぎて、淡水、および汽水域が主な生息域だと思っていたのですが、高知県での聞き込みや実際自分で釣ってみると、むしろ海水魚のイメージが強くなりました。目撃例も河川や河口よりも河口の外側の完全海の部分にある堤防に入っているテトラ。そのテトラの隙間に群れているというのが多かったです。実際、そこの堤防でウキフカセ釣りをしている釣り人に聞いたら、やっと掛かったクロダイをあげてくる途中によく食われてテトラに潜ってしまうので困っている、と話を聞きました。
また高知県中西部の須崎市の目の前の須崎湾では、2018年1月に漁師が仕掛けた網にブリと一緒に30kgのアカメが水揚げされました。先の浦戸湾しかり、アカメは海水、汽水、淡水域すべてが生息域のようですが特に海水での捕獲、目撃例が多かったです。
高知県民のアカメに対する意識
次に高知県民のアカメという魚に対する意識ですが、聞き込みをすればするほど、高知県民と県外の人のアカメへの意識は180度真逆なんだな、と思いました。自分みたいに県外の人間にとっては、アカメはいまだに絶滅危惧種であり、レッドデータブック記載の希少種であり、アングラー憧れの「幻の」巨大魚の一つで、県外から来た多くのアカメハンターがおそらく同様の意識をアカメに対して持っているんだろうと思います。
ところが、高知県の色々な場所で50人近くの釣り人に聞き込みをしたところ、アカメに対してプラスの思考を持っているのは先の仁淀川でシーバスタックルでアカメを釣り上げた方と、今回の動画の釣り場所を教えてくれた方、3名のみでした。そしてそれ以外の人たちのアカメに対する意識は「害魚」や「邪魔者」など予想外な反応でした。(2020年9月21日追記)
この県内と県外のアカメに対する意識の違いの原因を調べるとわかったのは二つ。まず一つは高知県ではクロダイは非常に人気の魚だということです。磯から、堤防から、イカダからあらゆるところで、クロダイ釣りが行われています。クロダイ釣り人口も多いので、県内の色々なところでトーナメントなども開催されています。ところが、アカメはそのクロダイを釣り上げる途中に食ってしまうのです。そりゃ、嫌われるのも当然です。小型ならさっさとアカメに食われる前に釣り上げてしまえばよいですが、サイズの良い大型のクロダイ、例えば50cmくらいになると、当然取り込みに手間取ります。ということは、それだけアカメにクロダイへのアタックの時間を与えることになり、ただでさえ掛かることが少ない大型のクロダイほどキャッチ率が低くなる、という状態に陥ります。ちなみに50cmくらいのクロダイならアカメは食いつきます。そのため人口の多いクロダイ釣り師から非常に評判が悪いのです。
二つ目の理由は、どうやらアカメはメディアが謳っているような幻の魚ではない、ということです。希少性が高ければ高いほど人間はそれを有り難がりますが、我々県外の人間が思っているより、アカメは少なくないようです。実際、四万十川や浦戸湾で昔から釣りをしてきた人たちに話を聞くと、ずっと前からアカメはたくさんいたようです。そして、先の理由もあり、居るのは知っているけど、わざわざ釣ろうとは思わない、と言っていた人はたくさんいました。
県外の我々はメディアやインターネットの情報がすべてなので、それらが幻と言えば幻なんだ、と思ってしまいますが現地では随分昔から知られていて、中には子供のころからずっとアカメを食べて育った、という人もいました。ちなみに味はスズキと変わらないそうです。
結論ですが、メディアやインターネットに情報がないだけで、どうやら高知県の湾内や河口付近、そしてそういった場所への流入河川など穏やかな水域全体に昔からアカメはいるようです。
※アカメの子供の生息域
余談ですが、アカメの子供(~15cm)は河口の水草の生えているところや、湾奥のボートの下、桟橋の下にいることが多いです。自分も一回、湾奥の桟橋の下にいた15cm程度の網ですくったアカメの子供を触らせてもらったことがあります。触った途端、めちゃくちゃ暴れて、あの鋭いヒレの棘が手に刺さりまくって痛い思いをしたのを今でも覚えてます。
アカメと潮の関係
大潮、中潮、小潮、長潮との関係
ここまでで、アカメは汽水や淡水にもいますが、海水にも多数いることが分かったと思います。
では当然疑問に思うのが潮との関係。
多くの魚は大潮みたいに大きく潮が動くときが魚の食いが良いとされ、とくにカレイなんかは上げ始めの10分というとても短い時間が、もっとも活性があがる時間だと色々な釣りの本に書かれています。
では、アカメはどうか。
今迄のアカメとの遭遇回数は10回程度、釣り上げた数は4匹という経験をもとに言うと、潮の大小は関係ありませんでした。大潮でもいるし、小潮でも、長潮でもいました。(2020年9月21日追記)
干満の差との関係
次に干満の差は関係あるのか?です。
河口などの汽水域や陸から狙う場合は、やはり水位があったほうが有利の場合が多いと思います。したがって満潮時のほうがチャンスが多くなるでしょう。
しかし、イカダのようなある程度、初めから水深があるような場所では、干満の差とアカメの出現率の関係性は見いだせず、いるときはいるし、いないときはいない、という状況でした。しかし、一点重要なことがあります。ひとたびイカダの下にアカメがつくと、エサの魚を釣り上げるたびにアカメが出現するので、もう今日一日ずっとイカダの下に張り付いているのではないか、という感覚に陥りますが、気づいたらいなくなってます!!
これは本当に不思議でした。潮止まりになったわけでもないし、エサの魚がいなくなったわけでもない。むしろずっと釣れ続いているのに、あれだけ掛かったクロダイやボラを追ってきていたアカメが出現からしばらくすると、気づいたらいなくなってます。これについては潮の大小や干満、エサの魚の有無などからは関係性を見いだせず、他のイカダに移動したのではないかと考えています。もし、イカダに渡ってアカメが確認できたら、まずはエサを何匹か確保して~なんてやらずにエサが一匹釣れたら即アカメ釣りに切り替えることをお勧めします。
アカメが釣れない潮
ここまで、アカメに潮は関係ないと書いてきましたが、一つだけ絶対にアカメが釣れない潮があります。いままで5回その潮にあたって、アカメの影も形も見えなかったので、ほぼ間違いないかと思います。
それは、赤潮です。
いままで、海が赤茶色に濁ったときにアカメを見たことは一度もありません。
以前、6月の朝8:30にイカダに渡ったとき、すでにアカメがいて、朝からアカメ釣りを楽しんでいたんですが、11時ごろにふといなくなりました。おかしいと思って周りの景色をしばらくボーっと見てたあとに再び海をみると、朝の深い青色をした海が赤茶色に濁ってました。釣りに夢中になりすぎてて、赤潮が発生していたことに気が付かなかったんです。結局、その日はそのまま赤潮の影響でアカメをみることはありませんでした。(2020年7月3日追記)
朝から赤潮の日もあり、その日はアカメどころか、クロダイやボラも釣れず、ひたすらフグばかり釣っていた時もありました。
というわけで、アカメを問わずほかの魚種(フグを除く)でもそうですが、赤潮だけはアウトです。もし、事前に赤潮が発生していることがわかったら、中止して、別の釣りをすることを強くお勧めします。
タックル
ロッド
Valley Hill Ocean Quest
動画では旧モデルを使っています。海でブリやヒラマサなど狙うオフショアジギングロッドです。今回これでアカメに挑みました。旧モデルではありましたが、フルSICでラインの滑りも良く適度な長さなので、イカダの上でもあまりかさばらず、尚且つ潜りたがらないボラを沈めるのにも程よい長さでした。
難を言えば少しアカメに対してはやわらかいかな、という印象でした。まぁメーターサイズなのでどんな竿を使っても簡単に取り込めることはないのですが、もう少し硬調でもよかったかもしれません。ロープなどがあるイカダではなおさらそう感じます。そして仕舞寸法が長いこと。バット部分と竿部分で分かれるんですが、竿部分だけで175cmくらいあるので、家を出るときなど結構ぶつけてしまいます。
自分はオフショアジギングロッドを使いましたが、他の方の釣り動画などを見ると雷魚用のタックルで挑んでいる人は結構多いようです。また、Turaraというシリーズのアベントゥーラ59(ベイト専用)という海外でも大物を狙える仕舞寸法136cmという竿を使っている人は釣り場で何人か出会いました。
ちなみに、このオーシャンクエストで挑む前はオモリ負荷25号の投げ竿でアカメに挑んだこともありましたが、竿が折れそうになるまで曲がってもフッキングしませんでした・・・・・。
(2020年8月11日追記) 近年はアカメ釣りが人気になってきたこともあり、ついにアカメ対応ロッドもでるようになりました。
Monster Impact 90Hというランカーシーバスやヒラスズキ、そしてアカメなどの規格外の大物に対応した竿で、リップルフィッシャーというところから出てます。代用もアリですが、このような対応ロッドをそろえて数少ないヒットを確実にモノにするのも一つの手です。
リール
シマノ パワーエアロ6000
動画では旧モデルを使っています。よくスピニングではとれない、とか色々言われますが、周りの方の協力もあり十分とれました。ドラグの締めも75%くらいでした。リールのスペック的にはまだ余裕があるくらいでしたが、この旧モデルはとにかくスプールが浅く、太いラインをたくさん巻けません。アカメのように瞬発力だけで、長距離を走らない魚は良いですが、マグロみたいに一走りで3ケタラインをだす魚にはラインのストック面で厳しいかと思います。アカメに関してだけ言えば、とくにステラとか買う必要はまったくないと思います。
ライン
自分は上記のパワーエアロにこの4号を120mほど巻いていました。
アカメはとにかくあの団扇のような尾っぽから繰り出される瞬発力がものすごい魚で、ドラグの調整を誤るとPEから切られることになります。動画でも130cmクラスが2匹下から現れたシーン(実際はさらに下にもう一匹いました)では、パワーエアロのドラグを締めすぎてしまい、PEから切られてしまいました。大きな針が付いた魚をアカメに食わせることになってしまい、あの時は驚きと同時に本当にアカメに対して申し訳なくなりました。
自分の経験不足から来た失敗で、その後の45cmのボラを泳がせていた時には、その失敗を踏まえ、ドラグをゆるめた状態で最大瞬発力を発揮しているアカメに食わせ、瞬発力が緩んだあとにアワセを入れまくる作戦をとり3回目で成功しました。PE10号とかならわかりませんが、PE4号程度でしたら、ドラグを締めすぎると、食いついた瞬間のダッシュで切られますので要注意です。とくに自分のようにイカダから釣る場合はアカメはヒット後必ず係留ロープに逃げ込みますので、それを強引に止めても切られないくらいの太さがあると安心です。
逆に、上で話した仁淀川でシーバスタックルでメーター越えのアカメを仕留めた方は、メインがPE1号、リーダーがナイロン5号でした。場所によってはライトタックルでの取り込みも十分可能な魚です。
アカメ筏用の道糸を変更しました。詳しくは→イカダから釣るアカメ仕掛け改良
リーダー
銀鱗30号及び40号 1.2m
実際アカメを釣った人たちから情報を集め、自分で実践しこの号数に至りました。始めは18号でやっていましたが、90cmくらいのアカメに数分のファイトの末、切られてしまったため、30号へ。今回、82cmのアカメを釣り上げましたが、その時リーダーを確認したらだいぶボロボロにされたので、40号にしました。
動画の場所を教えてくれた人はワイヤーでやったことがあるが、ワイヤーだと食いつかない、と言っていました。ワイヤーは個人的に試したことがないのでどうかわかりませんが、個人的にはナイロンだったら極端に太くなければ(100号とか)号数関係なく食ってくるのでは、と思っています。
針
がまかつ 南方強者26号、引き縄針40号
もっと大きい針でも良いと思います。
個人的にはオススメは引き縄針40号です。釣り針というよりも漁具として使われている針で、南方強者に比べると針先が鈍くなりにくいです。南方強者に比べると、コーティングもされておらず、錆びやすい印象を受けますが、家に帰って真水で洗って干しておけば錆びません。今のところ同じ針を3回使ってますが、錆びる気配はありません。また価格的にも南方強者よりも安いので経済的にもありがたいです。この間、20cm程度の木っ端メジナをエサに泳がせたところ、1m10cmクラスのアカメが食ってきて、合わせた瞬間、針が外れました。おかしいと思って針先を確認したら針先が曲げられていました。この針が曲げられたのは初めてです。掛かりどころによっては漁師が使う道具も曲げられるということを覚えておいてください。(2020年9月21日追記)
そして針自体の重さ。エサでもボラを使う場合は大体40cm以上だと思うので、非常にパワフルです。パワフルなのはありがたいのですが、アカメが来ると、潜ってくれなくなります。そのため、重さのある引き針だとボラを沈めやすくなります。逆に小さめのエサ、例えば20cmくらいのヘダイやクロサギ、キビレ、クロダイなどをエサにした場合は、重い針だと逆にエサへの負担が大きく、軽い針の方がエサの消耗が少ないです。とくにこれらの小型のエサは自分からぐんぐん潜ってくれるので、重い針を使う必要もありません。
また、針を一本しか持って行かないアングラーはいないと思いますが、イカダからアカメを狙う場合は針は必ず複数本必要になります。イカダの下のブイには牡蠣やカラスガイ、その他色々尖ったものがついています。ボラなどの生き餌は危険を察知すると潜らず、水面をずーっと泳ぎ、必ずイカダの下に潜ろうとします。
ここでイカダの下に水面下で泳がせると、リーダーやPEラインが牡蠣殻やその他海藻に絡まって、エサがイカダの下に入ったまま回収不能になります。これで、結構針を無駄にしてしまいました。ですので、ボラを泳がせる場合(他の小さな魚でもありうる)、エサの動きに注視し、水面すれすれでイカダの下に行こうとしたときはイカダの下に入らないように誘導することが重要です。
水面下1~2m下を泳いでイカダの下に入った場合はラインが牡蠣殻などに引っかかる可能性は少ないですが、そこでアカメをヒットさせた場合はかなり不利になります。
タモ網
メーター越えが当たり前のアカメ釣りなので、タモ網もでかいのを用意しました。
Proxという会社が出している巨大なタモ網、その名も「DODEKA」ドデカ・・・笑
ネーミングセンスが好きです。この網で今まで3匹のアカメを掬ってきたレビューです。アカメは94cm(知り合いのアカメ)、104cm、106cmを掬ってきました。その3匹を通して、まずは良かったところ。ラバーコーティングされているので、魚体に優しいです。そして、釣り場にもよりますが、逆釣鐘型の網なので、奥が深く、魚の頭部分にスペースを作ってあげれば、魚の入ってる部分が水に浸かるので、例えば、針を外すために陸揚げする前にイカダの上を濡らしたりしてる間、この間も魚を水に漬けて置けるので、リリースを前提にした釣りならば、魚にも優しいです。また持ち運びと水までの距離が稼げるように柄が伸縮するようになってます。この点も収納などにおいても優れています。
逆にダメだったところですが、まだ使用回数が数回にも拘わらず、一カ所だけ網が切れている部分がありました。イカダの端に引っかかったり、魚のエラで切れたりと色々と原因があると思いますが、まぁ、網の一部分が切れるのは網の宿命なのでしょうがない部分もあります。(2020年9月21日追記)
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エサ
エサになる魚
上でも結構触れましたが、エサとなるのは、60cmくらいまでの魚です。動画では56cmのボラを一口で5分の3まで飲んでました。
自分の経験から食ってきた魚は、ヘダイ、マダイ、ボラ、メジナです。(2020年8月11日追記)
聞き込みで教えてもらったエサでは、上の3つに加え、クロサギ、ヒイラギ、キビレ、クロダイ、コノシロ、ウルメイワシです。ヒイラギにまで食ってくると聞いたときはショックでした。まさか、あのヌルヌルのトゲ野郎を食べるとは・・・。
またウルメイワシでも食ってきたので、セイゴ、フッコ、イワシ、アジ、カマスなどでも問題なく釣れると思います。
聞き込みと実践をしてきてわかったのは、どうやらキラキラ光る系のエサが良いということです。
クロダイでも釣れますが、クロダイでは食ってこなくて、ヘダイにしたら食いついてきたこともありました。たしかによく見ると、ヘダイのほうがクロダイよりもキラキラ度が高いです。個人的にオススメのエサの順位はこのような感じになります。
1位ボラーーーー>2位ヘダイ、コノシロー>3位キビレ、マダイ、ーー>4位クロダイーー>5位クロサギ
1位のボラは耐久性、手に入りやすさ、大物が来やすい、などの理由でダントツ1位です。ダンゴ釣りでもサビキ釣りでも入手可能なため、その点でも1位です。
2位のヘダイも有効なエサでダンゴ釣りなどで比較的釣りやすいですが、自分の釣っている海域では20cm前後の小型が多いので、次点としました。8月にイカダからサビキをしてみたところ30cmほどのコノシロがポンポンつれ、試しに背掛けにして泳がせてみたところ、ギラギラと非常にアピール度が高く泳ぎ、尚且つ、2時間ほど泳がせていてもピンピンしていました。耐久性がここまであるとは知らず、これはかなり有望なエサだと思います。その時はイカダの下にアカメが不在だったため、アカメは釣れませんでしたが、もしコノシロが釣れて、アカメがいたら一発だと思います。このエサを確保するために、ダンゴ以外にもサビキを用意するのはアリかと思いました。(2020年9月7日追記)
3位のそれぞれの魚はヘダイに比べ若干手に入りにくいのと、キラキラ度がヘダイに比べ、若干劣ることです。ただ、マダイに関してはアカメの目の前で釣りあげたものの、再度落としたら食ってきたことがありました。そして、コノシロに関しては、サビキなら釣れますが、ダンゴ釣りだとほぼ釣れないということで、ダンゴ釣りメインの自分には手に入りにくいエサなので、3位になりました。しかし、イカダから釣れるコノシロは30cm近いものが多く、良く潜ってくれるので非常に優良なエサです。
4位のクロダイはそこそこ釣れるのですが、やはりキラキラ度がほかの上位の魚に劣るため4位です。実際クロダイからヘダイに変えたときにアカメが姿を現したことがあります。
5位のクロサギはキラキラ度はボラ並みで非常にアピール力が高いのですが、耐久力が低く、すぐ弱ってしまいます。引き縄針なんて使うと、あっと言うまに針の重さに引きずられて深いところまで行ってしまいます。そのため5位としました。ただ、目の前にアカメがスタンバイしてくれている状況なら落ちパクだと思います。
今年6月に再びイカダに乗ったところ、17cmのメジナにもアカメが食いついてきました。6月のシーズン開始から8月までメジナにも十分食いついてきます(2020年8月11日追記)
メジナに食いつくアカメの動画
エサにならない魚
次にエサにならない魚です。それはフグ(自分の釣っていた海域ではショウサイフグとコモンフグ)とゴンズイとアイゴです。一回だけフグが2匹のアカメに追いかけられましたが、あれはおそらくフグが暴れていたので、アカメがフグだと判断できなかったためだと思います。それ以降は目の前でフグを釣っても追いかけてきませんでした。
そして、ゴンズイ。まぁ、こいつには痛い目にあわされた釣り人も多いかと思います。ちなみに私は今のところハオコゼだけしか経験はありません。こう書いていると、なんというか・・・・やっぱり釣り人もアカメも嫌いな魚は同じなんですね。笑
ゴンズイに関しては、アカメが足元に6匹ほど渦巻いていた時に釣り上げてもまったく反応しませんでした。笑
アイゴは2020年11月現在、アカメの釣り場で10cmくらいのが大量に湧いています。堤防からフカセ釣りで狙うと、寄せエサに大量に群がってきます。11月12日にそのフカセ釣りでなんとかアイゴの群れをかわし、30cmくらいのヘダイを掛けたのですが、見事に下からやってきたアカメに食いつかれ、数秒の格闘の末足元に潜り込まれて切られました。その周りにアイゴの群れがヘダイを釣る前後も大量に群れているにもかかわらず、一切アカメに追われていませんでした。
このことから、人間に害がある魚、つまり毒をもつ魚はアカメのエサにもならない可能性が濃厚になってきました。マングースとハブなど毒があるものを捕食する例は自然界で見られますが、どうやらアカメは毒がある魚は見極めて、食べないようにしているのではないかと今回の釣りで確信に近いものを得ました。(2020年11月13日追記)
※電話で知り合いに聞いた話なので信憑性は定かではありませんが、25cm前後のアイゴをエサにアカメを釣ったという話を聞きました。アカメはたまに間違えてフグやゴンズイを追いかけてきて手前で引き返すことがあります。また私自身、ダンゴエサのダンゴにも一回食ってきたことがあります。もしかしたらアイゴも間違えて食った可能性もあります。(2021年10月21日追記)
エサのサイズとアカメのサイズ
アカメを何匹も仕留めたわけではないですが、20cm前後のエサを使うと、70~90cm前後の小型のアカメが食ってくる率が高くなりました。事実、90㎝前後のアカメをヒットさせたときにアカメが吐いたエサもそれぐらいでした。
ファイト中にアカメの胃袋の中からすっとんできました。半溶けのエサです。魚種はなんだろう・・?参考記事:この魚を吐いたアカメの映像
そして今回も20cmくらいのヘダイではやっぱり80cm前後の小型でした。逆に50cm前後のボラを使うと大物が釣りやすくなります。
以前、小さいものは80cm前後、大きいものは120cm前後の大小6匹のアカメが目の前に泳いでいた時、50cmのボラを落とすと、120cm個体は盛んに追ってきましたが、メーター以下の小型は脇で見ていることが多かったです。
もし、大きいアカメを釣るのでしたら、50cm前後のボラをエサにすることを強く勧めます。
エサの付け方
エサのサイズ別に説明すると、20~30cm前後のヘダイ、クロサギ、キビレ、コノシロなどの小さいエサに関していえば、全て背掛けでOKです。これで間違いなくアカメの口にかかります。Youtubeなどの動画でアワセまくっている動画がありますが、あれはおそらくボラをエサにした場合です。20cm前後の小型のエサでしたら2,3回ガッツリと竿をシャクれば確実にかかります。
問題は大きなエサです。40cm以上のクロダイをエサに使う事自体あまりないと思うので(自分の動画では46cmを背掛けで泳がせていましたが)、50cmのボラを想定します。アカメ釣りを教えてくれた方はボラの頭の少し後ろに針を掛けていました。この場合、鱗で針が刺さらないので、まずはウロコを取ってから皮の部分に刺します。この方はこのやり方でいままで何本もアカメを上げてきたので、これも一つの方法だと思うのですが、自分に初めて120cmクラスがボラを食ってきたとき、オモリ負荷25号の投げ竿が折れるくらいまで曲がっても針に掛からず、皮にしっかりと掛かったボラがアカメの口からズルリと抜けてきました。竿がダメだったのもありますが、ボラの皮も相当厚かったのだと思います。参考記事:ボラがずるりと口から抜けてくる
かといって、皮に浅く掛け過ぎたため、ボラを落として、泳がせて手前に寄せてくる一回目でいきなり針が外れて貴重なボラをリリースしただけの時もありました。
下の動画の針の掛け具合がベストだと思います。参考にしてください。
動画には映ってませんでしたが、上あごの口の伸びる部分に掛けたこともありましたが、あれはボラの口の骨は水中ではどう強くシャクっても取れず、結局アカメの口に針が掛からないのでお勧めできません。また、針を刺した皮膜の穴が泳がせているうちに広がり、針がぽろっと落ちる場合もあります(実際ありました)。
ですので、動画のように下あごの軟らかい部分に針を刺していたのですが、泳いでるうちに針がずれてボラの顎に刺さってしまい、これも失敗でした。
今考えているアイデアですが、一回針にライン2号を結んでボラの口に通してライン2号を口に通します。そしたらそのライン2号で、口の外側にあてがった本命の針の曲がっている部分を硬く結んで固定します。そして、その口を通したライン2号には別のライン2号を結んで、もう一方の端を針に結んでおきます。
理論的にはアカメが食ってアワセた瞬間ライン2号が切れて針がアカメの口に針が掛かります。しかし、そうするとボラの口を通していたラインを海に捨てることになるので、このラインに結んでおいたラインが針にも結んであるので、アカメを釣り上げたときに回収、となるはずです・・・。
2号にした理由は、この前ライン1号で試したところ、1号だと沖に行ったボラを引き寄せるときに切れてしまう可能性があるので、2号にしました。2号ならそれなりの竿でそれなりの力でシャクれば切ることができるはずです。
それかもう一つのアイデアは他の人から教えてもらったのですが、孫針を付けることです。ハリス40号だとなかなか結ぶのが難しいですが、これも試す価値がある仕掛けだと思います。
釣り方
そもそも陸からのルアー釣りや堤防からのエサ釣りなどがありますが、ここではイカダからの泳がせ釣りの方法をいくつか紹介します。現場で状況に応じて使ってみてください。
①イカダの真下にアカメがいる場合
図のように、すでにアカメがイカダの下でスタンバイしているときはけっこうあります。この時は、エサの魚を落としてもイカダの下のアカメを警戒して潜らないので、竿を海中につけてエサを沈めてやる必要があります。アカメは突如海面から突き刺さる細長い異物(竿)より泳がせている魚のほうに気を取られているため、気にせず竿を海に突っ込んでください。なお、これはエサが30㎝を越えたりして、ある程度大きく針の重さだけでは沈まない場合で、例えば、20cm前後のヘダイやクロサギなどは引き縄針を使用すると、ゆっくりですが針の重みで沈んでいくので、無理に竿を海に突っ込む必要はないです。50cmのボラや30㎝以上のクロダイは竿を突っ込んで沈める必要が出てくるでしょう。
②ある程度沈めて置き竿にする
真下に泳いでくれるエサの魚限定の釣り方です。①のようにイカダの下にアカメがいてくれれば良いですが、いない場合は色々と工夫しなければいけません。基本的な考え方が「表層にいないなら底」です。この方法は20cm前後のヘダイや30cm前後のコノシロなど、海底に向かってまっすぐ泳いでくれて、尚且つその場にとどまってくれるサイズのエサに限ります。50cmのボラや30cm以上のクロダイなどは仮にまっすぐ海底へ泳いでくれたとしても、海底で泳ぎまわり、イカダを固定するロープに巻きかねません。
方法は簡単です。背掛けにしたヘダイやコノシロを海底付近まで泳がせ、一旦海底付近まで行ったらそれ以上泳ぎ回りないようにラインを出ないようにして、後は置き竿にするだけです。
注意しなければないのは、まずはタナ。現場の海底状況にもよりますが、べた底は危険です。エサの魚が障害物に入り込む可能性はもちろんのこと、釣りイカダなので、過去に海底にひっかけた仕掛けのラインなどが海底から1~2m上を漂っている可能性もあります。なので、底から3m前後のところにエサを泳がせておくのが良いと思います。海底べったりに泳いでるアカメでもそれくらいなら十分エサを認識できると思います。
次に注意するのは置き竿の固定です。尻手ロープを付けたりドラグを緩めておくなど置き竿にするときに色々と調節しておきましょう。ちなみに私は、80㎝の氷入りクーラーボックス(10kgくらい)を竿尻の上に置き、そのクーラーボックスでも動かされるくらいの力で引っ張られた時はラインがでるようドラグを調節していました。また、常に置き竿のよこでダンゴ釣りやサビキ釣りをするなど、警戒は怠たらないようにしています。またトイレの時などは、一旦エサを海底から回収して、スカリの中に入れておくなどの対策も重要です。釣りあるあるで、油断した時に限って魚は来ます。
③アカメを海底から浮上させる
まずエサが20~30cmのヘダイやコノシロで②の方法で海底で放置しても何も来ない場合の対策です。基本的に針に掛けて、海に落としたら潜っていくと思うので、そのまま潜ってもらいます。ある程度底まで行ったら、なるべく魚が暴れている感じを演出して竿をジギングのようにシャクリながら、アカメが食いつけるようなスピードで巻いていきます。大事なのはなるべく魚がキラキラすることです。下のアカメの水中映像を見てもらうとわかるのですが、目の前にエサがいたらなんでもすぐ食いつくわけではありません。やはりエサの魚が疲れて動かないでいると、アカメも目の前まで来ているのに食いつきません。下記の動画でその様子が見れます。
イカダでアカメを狙っていると、ダンゴ釣りで掛かった魚には途中でよく食いついてハリスをぶっちぎっていくのに、いざアカメ狙いで魚を落とすと食ってこないことがあります。この違いは一体なんなのかというと、エサの魚の暴れ具合=釣り人にとってのエサのアピール具合、だと思います。ルア―でも一緒です。スローリトリーブで来なかったのに、高速巻きにアクション加えた途端食ってる、いわゆる反射パターンです。
つまりイカダ釣りでいうと、釣り上げている最中の魚にアカメが食ってくるパターンが非常に多いのは、その掛かっている魚の必死の抵抗が水中でキラキラ光りアカメを寄せているためです。ですので、これを意識して巻いてきます。これを水面下2,3mまで行い、下からアカメが浮き上がってくるか見ます。もしアカメが居て、食い気があれば必ずエサと一緒に海底からズォ~~~~!!って上がってきます。もし、アカメがついてきているのが確認できたら絶対に水面下1m以内まで巻き上げないようにしてください。今までアカメを10回くらいヒットさせてきましたが、そのうち水面下1m以内まで追ってきたのは1回だけでした。
どうやら日中はあまり水面下までは追ってこないようです。夜は知りません。アカメが追って来たら、水面下2~3mでエサを待機させて後はアカメが大きな口を開けて食いつくのを待つだけです。ちなみにこの食う瞬間はものすごいです。特に50cmのボラを食ったときなんか、水中にも拘わらず、水中の「ボンッ」という捕食音がこちらまで聞こえます。
この上下の上げ下げを2~3回繰り返してアカメが下から上がってこないようだったらおそらくいないので、エサを再び底まで泳がせ、そこで置き竿にします。その作戦で82cmのアカメを仕留めました。
④エサを水面下で遠くまで泳がせる
イカダの真下にもその海底にもアカメがいないときは遠くからアカメを引っ張ってくる必要があります。ボラをエサとして使う場合に有効な方法です。
上の図のように、エサを表層をキープしたまま遠くまで泳がせます。表層にキープなんて難しそうに見えますが、ボラならできます。ヘダイ(ヒョウダイ)やコノシロはすぐ下に潜るのでできません。係留ロープのブイに注意しながら、ボラを誘導し、30m、40mと徐々に距離を長くしていきます。一気に長くしないのは仮に沖でアカメが食ってきた場合、取り込み成功率が下がるためです。ある地点までボラが泳いだら普通のスピードで回収します。この時アカメを呼んでくるのに成功したら水面下2,3mをアカメが追ってくるのが見えると思います。アカメが確認できたら、上の手順と同じく、巻き過ぎず竿を沈めてボラをアカメの捕食レンジまで持って行って食わせましょう。
⑤エサを斜め下に泳がせて広範囲にアピール
④で効果がない場合、エサを斜め下に泳がせて遠距離の底にいるアカメにもアピールする方法です。50cm前後のボラや30~40cm前後のクロダイ(チヌ)を使った場合の釣り方です。完全にエサの個体差によりますが、ボラでもずっと表層を泳がず斜め下に潜っていくものがいます。クロダイは斜め下に泳いでいく個体が表層を泳ぐ個体に比べると多い感じがします。泳がせるときに、ロープや障害物に近寄る個体もいるので、竿で操作してまっすぐ沖に泳がせてください。
そして、ある程度(場所にもよるが大体50mくらい)泳がせたら、手前に巻いていきます。スピードは速すぎず遅すぎずです。もしアカメがついてきていた場合、沖で掛かるとキャッチ率が下がります。しかし、速すぎるとアカメがついてくるのを諦めてしまいます。
手前に巻いてきて、アカメが追ってきているのを確認できたら、ここでも巻き過ぎに注意です。手前5mくらいまでで巻くのをやめ、アカメが食いつくか様子を伺います。ボラもこの時はすでにアカメが居るのをわかっているので、おそらく潜らず、水面をウロウロしているだけだと思います。それで水面までアカメが食いつけばよいですが、食わない場合は、ボラを竿先1.5mくらいまで巻き上げ、そのまま竿を海に突っ込んで、ボラを無理やり沈めます。
⑥エサの横でダンゴで掛けた魚を放置する(未実証)
アカメが釣れない理由は色々あると思いますが、例えばアカメを寄せられていない、またはアカメがいるけど見てるだけで食いつかない、といった場合はこの方法が有効な可能性があります。上記①~⑤の方法はすでにアカメの集魚効果や捕食効果については実証していますが、この方法ではまだアカメを食いつかせるところまでは行っていません。
手順としては、まずはエサを釣っておき、イカダの真下の海底付近に泳がせておきます。エサはヒョウダイやコノシロがベストです。次に、その泳がせ釣りをしている隣でダンゴ釣りを開始します。そして、ダンゴ釣りでなにかアカメのエサとなる魚を掛けます。掛かったら、巻き上げずにそのまま放置します。魚は針に掛かった瞬間が一番暴れます。一番暴れるということは、その時が一番アカメへのアピール度が高く、尚且つアカメの捕食欲求を引き出します。そして、その時アカメ仕掛けのエサをその針に掛かったばかりの魚の横に泳がせるのです。もうすでに動画で見たかもしれませんが、アカメは複数でいることが多いです。針に掛かった魚が仲間のアカメに先に食われてしまった他のアカメが向かう先は、アカメ仕掛けのエサ・・・、となるだろうと想定しています。
このアイデアが生まれたのは、ある日、イカダの上でアカメを狙っていたのですが、一日中あの手この手でもアカメが姿を見せず、やけくそになって、ダンゴで掛かった魚をそのまま底で放置していたところいきなりアカメ(か、もしくはシーバス)にその魚が食われてしまった経験からです。ヒットした時の感触から掛かったのは20cmくらいのヘダイだと思います。その時、アカメ用のエサを下に落としてなかったのですが、もし落としていたらヒットしていたかもしれません。この方法は今後実験してみます。
なお、この釣りで大事なことは、アカメ用の泳がせをセットした後に、ダンゴで釣る魚です。フグ、アイゴ、ゴンズイでは集魚効果やバイトを誘発できません。掛かった瞬間やそのすぐ後の引きでエサになりうる魚がヒットしたのかどうかを見極め、巻かずにその場で放置するという掛かった瞬間の「魚種判断力」が必要になります。そんなのわからん!と思うかもしれませんが、一日中釣っていれば大体わかりますよ。特にフグとゴンズイは・・・。
⑦ダンゴやサビキの魚には食いつくけど、アカメのエサの魚には食いつかない時の対処法ースイッチング
2021年に良く聞いた事例で、ダンゴ釣りやサビキ釣りで釣れてくるヘダイやマダイ、ボラやサバにはアカメが食いつくのに、それらにアカメタックルをセットして泳がせると食いついてこない、という状況がありました。実際、私自身も夏に釣りをしていて同じことを体験しました。ダンゴ釣りで釣れたヘダイやマダイの子供にはガンガン食いついてくるのに、たしかにアカメの針をセットしたヘダイやマダイ、ボラには食いついてきません。2021年以前には見られなかった現象で私も自身も半日ほど試行錯誤しましたが、対処方法が分かったので、7番目のアカメの釣り方としてここに記載します。
簡単にいうと、「エサの魚をスカリに用意しておき、そのエサの魚と同じ魚が釣れたら、エサの魚をスカリから出して泳がせる」という方法です。
詳しく説明します。まずは、スカリを用意し、釣り座はスカリの真横にします。次に、サビキでもダンゴ釣りでも良いので、どのエサが一番よく釣れるのか把握します。私の場合は20cm弱のヘダイでした。エサが小さかったので、針はなるべくヘダイが自由に泳げるように、キハダSSという針を使いました。
ダイワ(Daiwa) D-MAX 剛引 フック キハダSS 2/0X 釣り針
状況によっては25cmくらいのコノシロかもしれませんし、真鯛の子供かもしれません。それくらいですとタックルの項目で紹介した引き縄針は重すぎて、エサが自然に泳がずアカメに不自然に思われるので、この小さい針を使用しました。
一番よく釣れるエサの魚を把握したら、何匹かアカメに食われないように無傷で釣り上げて、活きのよい状態で、針を背掛けにしてスカリの中に活かしておきます。このエサの魚がついてるアカメタックルのリーダーラインはすぐにつかめるようにクーラーの端かなんかにでもひっかけておきます。この時、スカリの中のエサがスカリの底に行きすぎないように、また水面から出ないように注意してください。底に行きすぎると、スカリの網目に背掛けしている針の先が入って、スカリの底に引っかかってしまいます。また、リーダーラインを引っ張りすぎてエサが水面に出てしまうと弱ってしまいます。
アカメ用のエサの準備ができたら、その横で同じエサの魚(おとり)を釣ります。なんとかエサと同じ魚が掛かったら、巻き上げてくるときにちゃんとアカメが下から追っかけてきているか確認します。追っかけてきているのを確認したら食われないように掛かったおとりの魚を巻いてきますが、この時、水面から完全に釣り上げないように、掛かったおとりをアカメのレンジ(大体水面下2~4m)の少し上、大体水面下1m前後にキープして下さい。なんとかキープできたら、魚の引きに合わせて、竿を上下させ、おとりをアカメのレンジを行ったり来たりしてさせてアカメにおとりの存在をしっかりとアピールしてください。水が澄んでて、上からしっかりとアカメが確認できる場合は、アカメが食いつこうとした瞬間におとりを引き上げて焦らすのも手です。これを2,3回行ったら、おとりをアカメのレンジの上(水面下1mくらい)に持っていきそのままの状態で、アカメタックルでエサが背掛けされているリーダーラインを掴み、スカリで泳がせている同種の本命エサを出して泳がせます。泳がせて、本命エサがそのまま潜れそうなら、おとりのエサを完全に釣り上げて予め用意しておいた水の張ったバケツかなにかに入れ、おとりの竿は横に放置。すぐさまアカメタックルを握り、本命エサが潜れるようにラインを出してアカメのレンジまで潜らせます。この方法で一発でした。いままで食いついてこなかったアカメもこの方法で一発で食いついてきました。
以下、この方法についての考察です。この方法が必要になったとき、アカメは以前のように水面下まで追ってくる、というような行動が見られず、大体水面下2~3mくらいにとどまっていました。そのため、この方法には潜ってくれるようなエサ、例えばヘダイ、クロサギ(アマギ)、コノシロ、チヌ(クロダイ)、アジ、マダイ、サバなどが好ましく、ボラなどアカメを認識したら水面をずっと漂っているようなエサには使えないと思います(アカメが水面まで来るのなら別ですが)。また、背掛けにしておいたエサがよくスカリの中で網目に針先が刺さって絡まっていて、良いタイミングでおとりとスイッチできない、ということがありました。これはもう常にエサがスカリの中で絡まってないかチェックするしかありません。また、本命エサの針の掛け方は背掛けにしましたが、口掛けだとどうも潜りにくいようです。また、スカリで泳がせている間に口から針が抜けてしまっていたことが何回かあります。ですので、個人的には背掛けが一番良いかと思います。
⑧どんなに状況が悪くても準備だけはしっかりとする
最後に方法というよりも準備に関してですが、いつでもエサが釣れて、アカメが現れてもいいように、リールのドラグ調整も含め、アカメタックルはしっかりと事前に用意しておくべきです。先日、釣りに行ったとき、9時頃から段々濁ってきて、14時、15時頃になると、もうこれ赤潮って言ってもいいんじゃない?っていうくらい濁ってきて、まったく釣りになりませんでした。アカメのエサとなるボラなどもその日は全く釣れなかったため、アカメの道具は一切用意しておらず、ロッドをケースから出してすらいませんでした。ところが釣り終了30分前にダンゴ釣りに大物がヒット。引きの感じからしてボラということはわかったんですが、とにかく上がってきません。5分近いやり取りの後、やっと水面に上がってきたボラを見た瞬間、大きさに唖然としましたが、それよりもビックリしたのはなんと、アカメが追っかけてきていました!
その動画です↓
ボラは無事取り込めて、計測の結果57cmでした。47cm前後のボラは何本か釣ったことあるのですが、10cm違うだけでスタミナも粘りもまったく違います。写真のアカメは50cmくらい沈んでいるので、はっきりとした大きさはわかりませんが、おそらく120cmくらいの個体だと思います。前述の通り、アカメ道具を全く用意していなかったので、このボラをすくってから、急いで道具を用意しました。ドラグ調整を含め5分くらいでなんとか準備して、釣ったばかりの57㎝のボラを落としましたが、残念ながらアカメはどっかへ行ってしまい、その日はそのまま終了となりました。
これが、もし道具をすでに準備してて、ボラを針に掛けるだけにしていたら、もしかしたらこのアカメが食ってきたかもしれません。本当に悔やまれます。「釣れない潮」の項で赤潮は釣れないと書きましたが、それでも途中で赤潮が終わるかもしれません。もし、釣り場を変えずに粘る決断をしたならば、いくら赤潮が発生してても、ベイトのアタリさえなくても、とりあえずアカメの道具を準備しておくことをオススメします。でないと後悔するかもしれません。
アカメのエサの食い方
エサである魚、とくにボラに目のくらんだアカメは水面を釣り人が覗きこんでようが、変な細長い異物(竿)がいきなり海面から刺さろうが全く気にしません。とにかく、ボラをアカメの食うレンジまで下げるのが重要です。
そして、ここで一番大事なのはアカメのボラの食い方です。
ボラのサイズとアカメのサイズにもよりますが、ボラが50cm以上でアカメもそれを捕食できるサイズである場合、アカメは絶対にボラを頭から食べます。絶対に尻尾や胴体からは食べません。胴体から食べる場合はボラがある程度小ぶりでどの角度からも丸呑みできるサイズである場合です。
実例1:ヘダイ20cmとアカメ80cm=どの角度からでも丸呑み
実例2:ボラ45cmとアカメ110cm=どの角度からでも丸呑み
実例3:ボラ56cmとアカメ120cmクラス=絶対に頭から捕食
ですので、ボラが大きく活きが良い場合は操作が難しいですが、なるべくボラを水面から1.5m~2mくらいにキープしたまま、アカメがボラを頭から食いやすいようにボラの頭の方向を固定してやることが重要です。
アワセからファイト
アワセ
これも今までと同様に使うエサのサイズ、アカメのサイズ、タックルの強度によります。
20~30cm前後のエサでアカメのサイズが1m以下で、タックルがPE4号、リーダー40号程度であれば、即アワセx2,3回、即ゴリ巻きで十分捕れると思います。釣り上げた82cmはしっかりと口の内側に針が掛かっていました。
メーター越え、特に120cm前後となるとメーター以下とはパワーが段違いになってきます。
PE4号では、食った瞬間にアワセると、ドラグの調節にもよりますが、即切れする可能性が非常に高いです。自分も何回か失敗しました。アカメは食った瞬間に海底へと向きを急転換し、あのウチワのような尻尾を使いものすごい力で潜るパターンが多いです。その時にドラグを締めすぎていると、掛かった瞬間に切れることになります。
PE10号くらいをつかっているのならわかりませんが、オススメのアワセ方は、食って海底に潜っていき始めの一番パワーがある初速の後にアワセを入れることです。最初はドラグをある程度緩めておいて、初速のあとにドラグを締めアワセます。アワセですが、ボラの針の掛け方にもよりますが、とにかくアワセまくることだと思います。動画では数えてみたところ自分は17回アワセを入れていました。それで、釣り上げた後に針が一瞬で外れてたので、とにかくエサの魚をブッチぎる勢いでアワセを入れまくる必要があります。
ファイト
メーター以下はとにかく派手にジャンプし、首振りまくります。なので、針がガッチリ掛かっていないとその時に外れる可能性はあります。また、メーター以下を何匹か掛けてわかったのが、メーター以下はファイト中に針を外すために
胃を裏返す、つまり喉の奥から胃を出す行為を行います(全ての個体がそうではないと思いますが)。
そして、その時に胃袋にいた魚がポーンと口から飛び出すことがあります。
先ほどあげたこの写真も口から飛び出してきた魚です。
う~~~ん、ヘダイのような気がする
裏返した胃が口から見えるシーン。針が口の中にかかっていて、食道まで到達していませんが、それでも胃をひっくり返して針を外そうとしました。
この針を外すために胃を裏返す執念はものすごいものがあります。
深いところの魚を釣ると浮袋が口から飛び出るのはみたことがありますが、自らの意志で
針を外すために胃を裏返すという魚の行動があるのは知りませんでした。ちなみに、この胃袋はリリースするときにはもとに戻っていました。
そして、メーター以下は急潜航したり、急浮上をしてジャンプしたりエラ洗いしたり、左に行ったり右にいったりと縦横無尽なファイトをするので、釣り場に障害物などがある場合は要注意です。
一方、メーターオーバーですが、体が重いのでしょうか。ジャンプするところまでは行きませんが、今回釣ったメーターオーバーの首振りはものすごい迫力がありました。メーター以下と違って胃袋を裏返した針外し行動はありませんでしたが、掛かりどころによってはそういったことをするメーターオーバーもいるのではないでしょうか。
そして、やはり障害物があればそちらへ泳ぐ行動をします。今回はロープに巻かれてもう終わりかと思いましたが、おそらくナイロンラインの部分がロープに擦れていたのか、なんとかロープから外し、取り込むことができました。メーターオーバーの場合はその巨体と重量を使ってロープや障害物に向かって泳ぐので、そこをどうしのぐかもポイントになってきます。
重要なことは、サイズに関係なくアカメ全般に言えることで、「瞬発力がある魚」ということと、「持久力がない」ということです。体形や捕食方法から言ってもエサを追い回すというより、アマゾンのピラルクのように一発吸い込み型と言える魚です。そのため、ブリなどと違い、最初の数分をしのげば、形勢がぐっと釣り人に有利になります。とにかく、最初の数分を耐えることが勝利の鍵となります。
取り込み
網があったほうが当然無難で確実ですが、80cmくらいまでなら一人でフィッシュグリップも取り込めます。慣れてくればメーターオーバーでも一人でも取り込めるのではないでしょうか。一つ共有しておきたい事実はアカメの歯です。一匹を釣り上げるまではアカメの歯に戦々恐々でしたが、釣りあげて触ってみるとヤスリ状の歯があるだけで、今回の1m10cmのアカメの歯でしたら、まだ30cmのブラックバスの歯の方が痛いです。
ですので、網もない、フィッシュグリップもない状態でアカメを取り込む場合は、河口の砂浜で釣っている場合は砂浜に引きずり上げるか、イカダだったら手で口を掴むしかありませんが、さすがに指を咥えられたまま首を振られると、指の表皮はもちろん、真皮、あるいは骨まで行くんじゃないでしょうか。もし、やむをえずハンドランディングする場合は手袋をつけてすることをオススメします。
また針の掛かりどころにもよりますが、掛かったのちはなるべく早く釣り上げることが大事です(当たり前ですが)。30号で80cmを釣った時、上記の写真で見せた通り30号はすでにボロボロの状態でした。ヤスリ状の歯でファイト中にこうなりました。ワイヤーでも使っていない限り取り込みは早期決着が好ましいです。
下の写真は念願の1m10cmのアカメです。
1m10cmのアカメとのファイト
実際に1m10cmのアカメとファイトした考察をここに書きます。
まずアワセですが、ボラの針の掛け方が悪かったため、アカメが食っても針掛かりせず(アワセの仕方もありますが・・・)、2回ミスをして、3回目に掛けることができました。掛けてからは、エサの針掛かりがおかしかったは気づいていたので、もしかしてアカメの口には浅く掛かっているかもしれないと思い、何度も追いアワセを入れました。
そしてその後はアカメの大きなウチワのような尾びれから繰り出される勢いにやられ、ロープに巻かれてしまいました。今思ったら、ロープに巻かれる前からかなり左のロープよりで暴れていたので、このアカメはなんとか左のロープに巻いてやろうとしていたのかもしれません。この時もう少し逆方向に誘導できていたら良かったかもしれませんが、あの強烈な引きの中で自分の立ち位置を移動するのもなかなか至難かとおもいます。
ロープに巻かれたあとは終わりだと思いました。リーダーは1.5mほどしかとっておらず、仮にPEラインが牡蠣殻が付いた係留ロープに触れていたらPE4号でも一瞬で切れていたでしょう。その場にいた人の機転でアカメが巻いた方向に竿を動かしてアカメを再びロープから外せたのは奇跡でした。そして最後はなんとか無事にタモですくってもらいました。
Youtubeの映像からアカメが巻いた係留ロープ。竿で巻き返す方向が逆だったらアウトでした。
しかし、網ですくったアカメの口元を見ると不思議なことが起きてました。なんと、アカメが針を咥えていました!
まさかアカメが針を咥えた状態でエラ洗いして、係留ロープに巻いたとは考えられません。事実、係留ロープから外れた後に、口を開いて首を振って、針を外そうとしています。
そこでこの点について考察してみました。おそらく、針掛かりの悪いエサのボラを食ったときはなんとか口に針が掛かっていたのだと思います。しかし、首を振ったりロープに絡まったりしたときに段々針が緩くなっていき、最後にタモですくったときに針が外れて丁度針を咥えているような形になったんだと思います。その証拠に口の開けた映像に針傷っぽいのが2か所映ってました。
この2か所のどちらか、または両方にかかり、タモに入るときに抜けたんだと思います。あの激しいファイトを針を咥えながらやっていたとは到底考えられません。このアカメを無事取り込めたのは幸運に幸運が重なったとしか言いようがありませんでした。(2020年6月10日追記)
最後に
今回、110cmを釣り上げるまでに何回も釣り場へ通い、その中で140cmはあろうかというアカメも目撃しました。現在公式に認められているサイズのアカメでまだ140cm越えはいません。捕獲例が少ない魚ですが、アベレージサイズが1mのこの魚は日本記録を狙いやすい魚の一つと言えるかもしれません。
これからも、釣行を重ね、その中で得られた情報をここに加筆・修正していきたいと思います。今回の記事がこれからアカメを狙う人にとってプラスになれば幸いです。
ちなみに余談ですが、動画の45cmのボラを泳がせていた時は動画では見えませんでしたが、最大6匹下に泳いでいました。
※このアカメが泳ぐイカダの特徴やアカメの習性などの詳細を公開しました。
いやー、捕食シーンが見れたのとここに書いてある内容は衝撃的でしたわい
それはよかったですわい
[…] トなどの情報を載せてるこちらの記事も参考にしてみてください アカメ釣りの場所などの詳細 […]
この動画をみて、あこがれのアカメ釣り熱が再発してしまいました
愛知県在住 45歳のおっさんですが
このサイトでしっかり勉強して
トライしようと思います。
コメントありがとうございます。
大した情報もないですが参考になれば幸いです。
頑張ってください!
メーターオーバーはもちろん
50~60㎝を釣って剥製にしたいのですが
やっぱりキャッチ&リリースですか?
内藤さん
返事がおそくなりすみません。
たしかに生息数がわからないので、リリース推奨ですが、
魚拓でしたら、いまならデジタル魚拓というものがあり、写真から
魚拓が作れますよ。
リリース推奨と書いてありますね
守ります
調査が進展し、正確な数が分かればいつかはIUCNの見直しがされ、食べたりはく製にできたり
するときが来るかもしれませんね。
楽しく拝見させて頂いています。
チヌとアカメのいるイカダにぜひ連れて行ってほしいです‼︎ ブラックバスのルアーメーカーであるデプス、に、ブルシューターというブルーギル型ルアーがあります。これがアカメのチヌパターンに炸裂すると聞いたことがあります。ぜひトライしていただけませんか?
すみません、返事が遅れました!
いつもご視聴いただいてるとのことでありがとうございます!
ブルシューターなるルアー、ネットで見てみました。
かなりリアルなブルーギルルアーでビックリしましたが、もっとびっくりしたのが、その値段!
爪の先に火をともす生活をしてるので、これはちょっと手がでません・・・
それに今はFDR-3000Xを買うのに貯金してるので、申し訳ないです・・・
今年の7月にアカメに挑戦すべく、タックルを揃えてわくわくしています。
筏ですが、浦ノ内の業者さんでしたらどこでも条件は似たようなものなのでしょうか?
よっし~さん
返信遅れてすみません!!!
そこまで調べられてるということは、すべての業者さんの電話番号もご存知かとおもいます。
私からここはこうで~と言ってしまうと営業妨害になりかねませんので、詳しくは言えませんが、違いはあります。
電話で予約するときに直近の状況を聞いて一番良さそうなところを選ぶと良いと思います。
あと、ここは7月中旬~下旬までは赤潮がよく発生しますので、それだけには当たらないように祈ってます。
赤潮にあたるとアカメどころかフグ以外の魚はすべて釣れなくなりますので・・・
御武運を!
ありがとうございます!
いろいろ調べてみます!!
赤潮と台風が怖いですね!
7月19日、20日と浦ノ内に挑戦してきましたが、姿すら見ることなく撃沈してきました。
今度は9月にリベンジ釣行したいと思います。今度こそ!!
その頃はたしか連日の豪雨が終わった直後だったと思いますが、おそらく泥濁りだったのではと思います。
無念です。また濁ってない日でのリベンジ頑張ってください!
前日の豪雨の日には110cmが仕留められていました。
泥濁りや赤潮ではなかったですが、黄色っぽい潮の色でしたね。
9月リベンジ頑張ります!!
ということは、ただ単にお留守だっただけかもしれないですね。
9月にアカメに出会えると良いですね!!
[…] ◆幻の巨大魚、アカメのポイント、釣り方、捕食映像、エサ、取り込み方、分析 ◆106cmのアカメを釣ったタックルやエサなど。水中ドローンで捕食シーンを撮影成功! […]